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BL関連話  2007.06.30

[前回]大好きなイラストレーターの画集が作りたい!と叫びながらも、良い作品製作から金儲けへ、と願望の重点が移っていくのを止められない管理人。果たしてその真意は……?

少しでも利益を多く上げ資金をプールする――それは次の本作りの布石なのです。
作家さんへの原稿料はもちろん“関連の”大手出版社への仁義や根回しに軍資金が必要になりそうな気がするから。考え方がおかしいですか?出版業界はそんな世界じゃない?(私の知ってる「お仕事の世界」ではまだまだそういうものが生きてるのよー)
ではそんなに準備が必要な仕事(作品)とは何なのか?
それは、柴田よしき先生に及川さんがメインのお話を書いてもらうことです!(書いてもらうためだったら夜討ち朝駆け土下座だってしちゃうわ)
【注】及川さんとは柴田先生のRIKOシリーズや『聖なる黒夜』、『所轄刑事・麻生龍太郎』に出てくる捜査四課の警部さんです。(2/14付記事参照)

今までもあちこちで「及川さん、及川さん」と暑苦しく語ってきましたが、それもこれも彼の魅力、彼の素敵さをより多くの方に分かっていただきたいがため!ついつい愛くるしい(?)練ちゃんに世間の目は行きがちですが、及川さんのぞくぞくするような「孤高の女王」っぷり、余人の及ばぬ魅力についても是非気付いていただきたい!
それにはやはり主役を張ってもらい、タイトルロールにドーンと名前が入るのが一番ではないかと。
そして私自身も、今まで噂話でしか語られなかった数々の武勇伝をきっちりストーリーとして読みたいのです!
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日常雑記  2007.06.29

発売予定日が延びたのは知っていたので期待していなかった『牛泥棒』(木原音瀬)を昨日発見、捕獲してまいりました(6/28地元書店にて)。
同時に『融愛』(沙野風結子)ほかBL本ばかりを購入したのですが、物色・検討中の私の目の前で二人のご婦人が立て続けに何のためらいも無く『牛泥棒』&『融愛』をまるでセットのごとく掴んでレジに向かって往かれました。その迷いの無い様子にちょっと心を動かされた私です。

帰宅後、夏の我が家の定番メニューの一つ「冷やしミックス」を作って食べました。
「冷やしミックス」とはOL時代通った蕎麦屋の隠れメニューです。
初めて先輩から教えられて食べた時、これって「化かし(ばかし)」っていうのじゃないかと思ったのですがこの店ではこう呼ぶとのこと。うーん?
ちなみに内容は「揚げ玉+甘辛に煮た油揚(細切り)+千切りのきゅうり」を掛けつゆ少なめの冷たい蕎麦の上に盛り、卸しわさび(必須!)を添えたもの。
何故私が「化かし」と思ったかと言うと、関東では揚げ玉を載せると「たぬき」、油揚を載せると「きつね」と呼ぶので両方載っていたら「化かしあい」になると考えたから。店の場所も泰明小学校(銀座)の向かいの路地を入っていった所にあるので、場所柄もっと風流というか情緒のある名前がついてても良さそうなのに。
他のお店で「冷やしミックス」といっても通じたことは無いのでこの店のオリジナルメニューなのかもしれない。自宅で作ると具の分量・割合で“さっぱり寄り”にも“こってり寄り”にもなるし、その時の気分・体調や個々人の好みにも合わせられていいですよ。夏のお勧めメニューです。

BL関連話  2007.06.28

と、想像されたことはありませんか?

以前の記事で採り上げた「やおい度チェック」(3/16付記事参照)で、120%を叩き出すと<あなたにぴったりの夢――お気に入りの作家に自分が一番萌えるキャラとシチュエーションのマンガを描いてもらう>というコメントが貰えます(やおい度によりコメントは違う)。私自身は萌えキャラやシチュエーションにこだわった作品選択をしないので、このコメントを見た時はピンと来ませんでした。ただし“お気に入りの作家に(中略)描いてもらう”という部分には大いに揺さぶられました。
「○○先生にお仕事を依頼する」 !!
それは素敵それはやりたい!はっ!?これって編集のお仕事?

実際“編集者”という立場になったら「好き」だけではやっていけないわけで、色々と頭を悩ます諸問題が山積みであろうことは想像に難くありません。
自分が良いと思う作品と作家が書きたい(描きたい)作品、読者が望む作品、それぞれの思うところのどこで妥協点を見つけバランスを取るか。
仕事ですから採算も大事です。何しろ生活が懸かっているのです。多少のことには目を瞑る場合も有るでしょう、オトナはつらいのです。
そのうえで次々と降ってくる事務仕事を捌きながら会議や打ち合わせをこなしアイデアを捻り……うわーーっ!頭も体もフル稼働じゃんか!ヌルいOLやってた身にはとてもじゃないけど務まりそうもありません。

嗚呼それでも、こんな本が欲しいよー、読みたいよー!というのはあります。
先ずは大好きな奈良千春さんの画集です。
唐突ですが、私は昼メロBLが大好きだっ!
いや、大声で叫ぶようなことじゃないけどさ、好きなんですよ。
想い合う二人が様々な障害を乗り越えて結ばれるとか、私はあの人に相応しくないとグルグル悩みまくって逃げ出す受(攻)追いかける攻(受)とか、行動や言動がすれ違いまくってドツボに堕ちていく二人、とかね。
不思議と本物の昼メロには惹かれないし魅かれない、男女じゃ駄目なんです(分析すれば何かが見えてくるのは分かっているけど、今日の本筋から逸れるので割愛)。
それにBLだとハッピーエンドだと分かっているので安心して、♪私は不幸だ~♪独りは寂しい~といった泣き節を堪能できます!いやあ、本当にいいジャンルだ(笑)。

最近の作品では『いつわりの薔薇に抱かれ』(英田サキ)がひと時の憂さを晴らしてくれる良品でございました。<以下ネタバレ有り>
この“ひと時の”ってところがポイントですね。泣いて泣いて泣きまくってしばらく引き摺ってしまうような感動大作はもちろん有り難く嬉しい作品ですが、そうそう現れるものでもないし、ましてや作家さんも簡単には生み出せない。また毎日そんな作品を読んでいたらこっちの身が持ちません。ホンの一時甘く切ない気分を味わせてくれるライトなメロドラマ、そういう作品があってもいいと私は思います。

さて、この『いつわり~』のCPは“英田さんお得意の”と言いたくなる「香港マフィア(来日中)×刑事(潜入し監視する任務中)」ですが、さらに潜入しているという設定上「主人×バトラー」も重ねられていてお得感倍増となっています。単に「主人×バトラー」としなかったのは甘甘ハッピーエンドではなく『何日君再来』(*1)がテーマだからでしょう。
ストーリーは「互いに真の姿は隠して接し、いけないと思いつつも魅かれる気持ちは抑えられない……」くぅ~っ!!これぞサスペンス系メロドラマ!の<基本>のバリエーションです。リブレ出版での書き下ろしノベルズということで英田さんは『エス』や『夜が蘇る』などのシリーズものとは違った作品にしたかったのではないかしら?(一部『エス』と似通ってる部分があるにしろ)
例えば演奏家がいつも同じ曲を弾いていたらレパートリーも広がらずやがて聴衆の側も飽きてくるように、作家も少しずつ作品の幅を広げていかないと飽きられてしまう危険性がある。或いは注文があってはじめて成り立つ職業作家として「私はこういう作品も書けます」と言えることは重要な気がする。
遅々として進まぬサルベージ作業。以前の記事(5/22付)でも触れましたが、余りにも不揃いな内容に目眩を感じています。
例えば『摩利と新吾』、私が持っていたのは秋田書店から出版されたプリンセスコミックスエクセレント(A5判の全集タイプ)全5巻。このうち出てきたのは4巻まで!肝心の摩利と夢殿先輩の短いむにゃむにゃの日々は何処へ…(泣)。
他にも『ショウダウン-続・羽衣一景-』(笈川かおる)はあるのに『羽衣一景』*1(笈川かおる)が無かったり、『黄金の少年』(名香智子)はあるのに『樹海の虜』*2(名香智子)は無かったり、『変奏曲』(竹宮惠子)は1巻のみと、手当たり次第詰め込んだのが明白な中身…。整理しとこうね、と若き日の自分に語り掛けたい、今更だけど。

この半端な蔵書をどうしてくれよう、と考えていたら『黄金の少年』や『変奏曲』などを出版していたA日ソノラマが9月で店仕舞いすると報道されてびっくり。その後の出版権はA日新聞社が引継ぎ『百鬼夜行抄』や雑誌『ネムキ』などは無事存続するようで一安心なのだが、それでも昔さんざんお世話になった身としては寂しい限りだ。
また自社のHPの「会社はなくなるが、ブランドは生き続ける」云々と締められた告知文には自らの来し方と昨今の出版業界の状況についてサラリと書かれていて、哀切の気持ちが強くなる。
今までありがとう。そして社員の皆さんの今後が良きものであるようにWEBの片隅から祈っております。


以下は“お世話になった”身のボヤキです。覚えの無い方はスルー願います。
BL関連話  2007.06.21

大好きなマンガ家さんがいる。
この方もご自分のサイトをお持ちなので時々伺って楽しませていただくのだが、先日はちょっと驚かされてしまった。あちこちのコーナーを開いていたらオリジナルのキャラではないイラストやSSが出てきたからだ。この方、確か出身はコミティア(オリジナルにこだわった同人誌等の展示即売イベント)で、発表される作品にも二次創作の痕跡を感じなかったのに!単に私が疎いだけかもしれないが、そういう傾向は無いと思い込んでいただけにビックリしたというわけ。

ちなみにそのSSは匂わせるけどどこかはぐらかしてるような、なんとも読者をニヤニヤさせるものだった。ウン、大人ー!そして掲載されていたイラストは私を魅了した。そうだよね、このキャラにこういう解釈も有りだよね!

あ、描かれていたものの元ネタは銀英伝こと『銀河英雄伝説』です。かつて私も愛読しましたが当時はちょうどオタク的な世界からは離れていたので、熱狂的なファンがコスプレやら二次創作やらで盛り上がっていたのを全く知らなかったのです。ただ、美貌・天才・帝国軍といったキーワードに「やおい萌えする人には大御馳走だろうな」とは思いましたが。

そう、私は二次創作に到るような萌えるチカラが足りないようで、多くの二次創作される作品(ex:スラダン、おお振り、ハガレン等)を読んでも「あー面白かった!」で終わってしまうのです。「この二人は秘密のCPでぐふふふ…(桃色妄想)」なんて楽しみ方を自力ではしない。
ああっ!なんだか腐女子としても終わっているような気がしてきたぞ。でもこれはトシの所為じゃない。何しろ遠いとおーい昔、アニメオタクの頃からこうだったんだから。
かと言って二次創作されたものが嫌いなわけじゃなく「うわー、こういう妄想する人がいるんだ、面白ーい」と読んでいた記憶はある。
その頃読んだのは今でいうファースト『ガンダム』で、寄宿舎時代の「シャア×ガルマ」は最もスタンダードだった(あるつな記憶なので全面信用しないでください)。ぶっ飛んだのは「ウラガン×マ・クベ」、非情な上官に下克上をはたらく設定で全くのLOVELESSだった…。

時に一般の作品を読んで「この二人、なんだかほもほもしいわ」と思うことはあっても、“どうぞお好きなカップリングでお楽しみください!”とばかりのオールスターキャストには目が眩むだけ。瞬時にカップリングが見定められないのってもしかして落第生なのか?
いやいや萌えが人それぞれ十人十色であるように、二次萌え(という表現で合ってる?)する・しないも個性であって能力ではないのか?実にどうでもいいような事だが気になる。
腐女子自覚のある人はすべからく二次萌えするものなのか?どなたかご教示いただけないものだろうか。
知ったからといってチカラがつくわけでも、BL読むことをやめるわけでもないけどね(笑)。

BL関連話  2007.06.19

入梅の報もむなしく、空はどんよりするばかり。雨が降っても降らなくても鬱陶しい季節がやってまいりました。
鬱陶しいと言えば、再三申し上げてるので「鬱陶しいわい!」と感じられましょうが、ヘタレな私は家の中でもカバーを掛けてBL本を読んでいます(腐女子バレはしている)。そして相棒在宅時にはヤバそうな物件に手は出さない、と固く心に誓っております。先日もこんな事がありました――

食後の一服、相棒はTV、私はBL、といつもの“まったりTIME”を過ごしていた折も折。
読書している私の後ろを通った相棒が何かに気付いて聞いてきました。
「なんでその本、挿絵が付いてるの?」
あっちゃーーっ!そう来たか!?
「なんでって、こういうものなのよ。ライトノベル系はイラストが付いているものなの」
「えっ、でもこれ小説の文庫本でしょ?普通の文庫本にも付いてるの?」
「だーかーらー!ライトノベル系は!って言ってるでしょ?普通の小説の文庫本には付いてません!」
「ふーん(納得してない、おそらくラノベ自体が分からないと思われる)…。(ニヤリ) 分かった、また変な本読んでるんだ!」
「変な本て何よ!なんだったらこのお話の説明を懇切丁寧にしましょうか!?」
「別にいいよ」(急速に興味を失ったか、TVが見たかったか)

よよよ良かったーーっ!(泣)
この時読んでいたのは『Stand Alone』見られたイラストもやばいシーンではないし、話の内容も(ボカせば)許容範囲と思われる物件。ぎりぎりセーフ?心臓バクバクだよ、もう!

BL読みにとってはもはや常識となっている小説のイラスト、一般人にとっては奇異に映るらしいと改めて気付かされた。そういえば小学校高学年の頃には、挿絵が付いている本なんて子供っぽいと馬鹿にしてたっけ。まさか自分が、その頃の親の歳になっても挿絵付きの本を喜んで読んでいるとは想像もしてなかったに違いない。はあー(ため息)

それにしても、咄嗟によく出たな「ライトノベル系」!(笑)

昨日は暑かったー。
が、そろそろ発送されるようだ、との某さんからの情報に (もしかしたら) と地元の書店を覗く。
「あった…いや、無い…」
『エロほん』はあるのだが肝心の『エロとじ』が無いので、駅の反対側の店へ。
あ、危なかった~。またまた「最後の一冊」!
 <まじまじと現物を見る>
……うーん、この本をリアル書店で買うのはもはや羞恥プレイを通り越して刑罰ではなかろうか。
文庫本でさえキラキラがつらいのにこの大きさでキラキラ あおり文句は「極上Hがあふれてくる(はあと)」……どーしろってぇの?買ってきましたけどさ。

週末なので相棒が在宅(チッ!)。隙を見て木原音瀬さんの作品だけ読み、残りはパラ見する。
形態としてはSSのアンソロジーでテーマがテーマゆえページ数の都合上、作品の大部分をえろシーンが占めることとなるわけです。一冊通すと「えろ♪えろ♪えろ♪」のオンパレードで、どうやら作家にとっては設定やプレイの創意工夫が勝負のしどころのよう。この「つくり」ってなんだか牛丼の“具のみ”の品評会をさせられるような趣向ですね。一冊一気に読んだら胸焼けしそう(笑)。

それで納得できたのが冒頭で触れたキラキラ装丁。
タイトルも含めたこのデザインから内容を推測し、なまじっかな人は買っちゃダメよ!ということなのか?或いは。
たくさんの人に買ってもらいたい気持ちはやまやまだが、お子様が間違って、というより確信的に購読することへの抑止力になる!と踏んでのことか(どれほど効くのかは分からないけれど)。が、割りを喰うことになるのがヘタレな大人だ。
現にレジのお姉さん(おそらく同年代/笑)たら、表紙をこちらに向けて「こちらの本はカバーをお着けしますか?」と聞いてきたのよ!カバーの有無を尋ねるのに本をそんなに上に持ち上げるなー(泣)。
本屋が好きなのでなるべくリアル書店で買いたいのに、これでは益々書店離れに拍車が掛かってしまうではないか!今のBLの隆盛にネット書店が貢献しているとの説は大いに頷けてしまう。
タイトル決定に当たっては「わかりやすさ」を優先したとのことだがデザインは何を優先したのかしら?「露骨さ」?それじゃ「肌色占有率が高い表紙」と変わんないじゃない。
お願い!!ヘタレにも優しくしてーーっっ(心の叫び)

 [ 蛇足 ]
~~はじめに、恥ずかしながらおことわり~~
レビューを書こうと抱え込んでいるうちに煮詰まってしまいました。
下手に刈り込んで体裁を整えるよりはと、思い切って“ダラダラ垂れ流し状態”の文章を公開することにしました。お目汚し申し訳ありません。よろしかったらご一読ください(長いです)。


ここのところ、何かの合い間合い間のつまみ食いのような読書しか出来ず、イライラが募っていた。で、今日こそ、と時間を作って『上海金魚』『透過性恋愛装置』(かわい有美子/笠倉出版クロスノベルス)の一気読みをする。
『上海金魚』は気にしつつも長らく積読になっていたもの。『透過性~』が出たのはいい機会だと思い“掘り出し”てきたのだ。かわいさん2冊一気ならば不満解消にはもってこいのはず。果たして私の目論見は見事に的中するのだが、着地点は当初の予定とちょっとズレていた…。

1冊目『上海金魚』(商社マン・攻×地方公務員・受)、期待通り気持ちよく読めた、満足。
この“期待通り”ってやつがなかなか難しいのだ。期待し過ぎて肩透かしを食らうのはBLに限らず“ある”ことだから(食いしん坊の私は食べ物でよくある/笑)。
大事件や大騒動が起きるわけでもなく静かなしっとりとした話だ。こうした地味めな作品は、話に書かれている以上に背後に奥行きを感じさせないと薄っぺらなものになってしまうが、その点もクリアしていると思う。ところどころで過去のエピソードが挟まれるのだが唐突な感じがしない、作者の筆力に感嘆。かわいさんお得意の「こなれた大人攻×自信がない浮世離れした受」CPなのはご愛敬、作者にとって定番の強みだ。

2冊目『透過性恋愛装置』(一流ホテル企画部長・攻×建築家・受)、読書前にあまり情報は入れたくないが、「かなりのオレ様が受のコメディ」ということはどうしたって入ってくる。よーし、これで笑って締めじゃ!

冒頭の勤務先である設計事務所でのやり取りに始まってクラス会のごとき二次会での旧友との会話、コンペの説明会での態度、とオレ様北嶋の描写が続く。この辺りはもうニヤニヤ。いたいた、こういうヤツ!用心深く自分がTOPでいられる場所を“無意識に”探してオレ様道を歩むヤツ。そういう人間にもいえるが、北嶋も本当に子供なのだ、三十一歳にもなって!ただ、素直に良いものは良いと認められる分、可愛い気がある。これはオレ様北嶋の特筆すべき美点だと思う。
最初のコンペ(高齢者用高級マンション)応募書類を作成する場面で北嶋は日頃の仕事振りの一端を披露する。才能・センスはあるのだろうが何か“舐めてる”し、おのれの手の内だけで仕事をしていて、求められているものを見ていない。案の定、これを牧田(攻)に指摘される。不採用の北嶋の設計がセンス先行で、高齢者向け住居ならではの様々な状況を想定した建築ではないことをやんわりと説明し、黙らせてしまうのである。オレ様北嶋にとって、不快感なく心地良く“転がしてくれる大人”に出会ってしまったことが転機―即ちFalling Love―となるわけだが、この後の北嶋の変貌振りは笑いに拍車を掛ける。
BL関連話  2007.06.09

『エス』で大騒ぎした(一人でな/笑)にも係わらず、懲りずに全サに応募しようか、ただいま思案中なのが『百日の薔薇Ⅱ』(稲荷家房之介)。
実はまんが作品としては色々言いたい事があるのですが、萌えの供給源としては申し分無し!(ツボが合えば、です)通常バージョンと禁断のロリ風味の肉球編の2パターンが楽しめるのもファンにとっては堪らない…。

ところで、稲荷家さんの絵を見るたびに何か引っ掛かるものを感じていました。具体的に言うなら攻キャラの顔の下部・アゴと口です。ゴツ過ぎない程度にがっしりしたアゴとでっかい口は男のセクシーさを表していて素敵なのですが既視感がある、それもリアル、即ちナマモノで
うーむ、一体誰かしら?ずーっと脳内掲示板の片隅で寂しげだった「WANTED!」に最近、燦然とスポットライトが当たりました。コレだっ!!
しかし、すかさず開催された脳内の小人会議もかしましい。
「これ絶対賛同者いないよ…」
「ってゆーか怒られるよっ!」
「でも似てるよ。ソックリじゃないけどこういうニュアンスだよ」
「だから怒られるってば!」
「ニュアンスは分かるけど…。そもそもこのひとのこと現在どれくらいの人が知ってるの?」
「うーーん……」
えっ?もう引っ張るな?そうですね、恐々ながら発表します、それは…
何事でも“最初”って印象深くないですか?
以前の記事でも触れたけど、最初の体験(それがどんなことであれ)が個人の嗜好とか行動原理について与える影響って結構大きいと思う。
で、ちょっとしつこいが初めて「萌え」を自覚した(当時はこういった概念が無かった)『ジョカへ・・・・・』について、もう少し語らせてください。というのも、
もっとこういう話が読みたーーい!!
5月30日付の記事で私は叫んでいましたが、“こういう話”とはあたかも「男の子と男の子が妙に仲のいい話」すなわち『ジョカへ・・・・・』でも男の子同士が仲良くしている話かと、未読の方の誤解を招きかねない事に後から気が付きました。本当に鳥頭で申し訳ありません!(泣)

『ジョカへ・・・・・』は三回に亘って雑誌に掲載されました。以下、
<Part 1>は子供時代の話~ソランジュ(♀/元シモン・♂)の登場、まで。
<Part 2>ソランジュの出現による周囲の動揺~彼女がシモンだとジョカが気付く、まで。
で物語は<Part 3>で一挙に展開し、読む人によって解釈の分かれる同時に作者の優しさを感じるラストで終了する。枝葉に捕らわれ過ぎなければ「幼馴染の純愛ロマン」として充分堪能できる作品なのです。
主人公ジョカ(女子!)は、シモンが既に死亡しているのだからと泣く泣く彼を諦め、ジャン・クロードと結婚しようとしている。が、心の中のシモンは消せない。一方シモンは薬で染色体が変えられたからといって心までは変わらないと、今もジョカを深く愛している。帰ってきたのもただただ彼女の幸せに輝く笑顔が見たいゆえ。
ほーら、美しいロマンスでしょう!

ところが私は、本来ジョカとソランジュの緊張感を高めるためのスパイス的役割であるジャン・クロードに、もっといえば彼の感情の揺れに気を取られたわけです。
(以下は作品のキモではなく個人的なキモの紹介、クドイです!)

BL関連話  2007.06.05

手帳に記した購入予定リストを眺めながら「ぬぬぅ、今月のラインナップは濃いのォ」などと呟いている今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか?
先ず今月発行のコミックスは草間さんに始まり~中略~鳥人さんで締め、の大好き作家さん揃い踏みの大豊作。
しかも久々bassoさんの新刊が!おお!!私にとっては出戻りのキッカケとなった方だけに、オノナツメ名義ではないbasso名義での作品はまさしく待望の新刊!本当に嬉しい(涙)。『五葉』もいいけどBLもね♪なわけでコッチのお仕事も地道にされているのが有り難い。願わくばこれからも続けていかれることを切望する…!!
そして小説ではうえださん、剛さんに始まり(アタリを出してくれそうな予感?)、気になる『エロとじv』??(判り易さも大事だと思いますが手に取り易さも考慮して欲しい…)英田さんが新刊2冊!木原さんも新刊と新装版の2冊でにっこにこ♪なのだ、が!
この中で要注意は、木原音瀬【新装版】『FLOWER』。
書き下ろしSS付きとはいえ既読の本が≪絶対購入≫であるのは、かつてこれも含めた『WEED』三部作完全にヤられた、から(表敬のため/笑)。なんといっても「キョーフの人でなし・谷脇」に乙女の心臓はバリバリ喰われたでござるよ…(注:カニバリズムの話ではござらん)。

いかんいかん、調子が狂った。そもそもワタクシ、BL作品でマジ泣きってしない冷血なドライアイ。ウルッときたら、かなり感動してると言っていい。その私が何度読んでも同じところでぶわっと大量の涙液を滴らした数少ない作品が『FLOWER』なのだ。
<断っておきますが私は泣ける作品を良い作品と考えているわけではありません。むしろ「泣ける!」というコピーには冷笑を浴びせるひねくれ者です。泣かす為に書かれた作品に脊髄反射の如く涙しても感動はありません。心には残らないのです。心が大いに揺さぶられ、感情と理性の双方に消すことの出来ない“なにか”を残すような作品こそが素晴らしいと考えます。>
以下、「誘導」になってしまうとマズいので、未読の方はなるべく読まれない方がいいと思います。
K  会長!入会案内チラシのコピー幾つか作ってみました。見てください。
A  どれどれ…A案「トンチキ・キワモノの深遠を一緒に究めませんか?ただいま会員募集
   中!」……。
   B案「トンキワ・ワールドは楽しいよ一緒に遊べば楽しさ倍増!ただいま会員募集
   中
   C案「レッツ・ゴー・トンキチチキ!君もトゥギャザーでリーディングしよう!!」
    …………。
K  あのう、B案のは逆の方が良かったですかね?私としては一番ストレートな
   A案がいいかなと思うんですけど。
   …?…会長?
A  …これだけかね?(K「えっ?」)これだけかと聞いているんだ!
K  は、はいぃ~~ぃ!
A  何日も掛かってたったの3つ!しかもこんな不出来なものを世間に晒して恥を掻けと言う
   のか!?私は君が任せてくれと言うから、君を信頼して任せたんだ。君はその信頼に泥
   を塗る気か?本当にやる気はあるのか!?
K  も、申し訳ございません!恥とか泥を塗るとか滅相もないっ!私は誠心誠意トンキワ会発
   展のためにと粉骨砕身、考えに、考えて…!(号泣)
A  (ため息)ああ、分かった分かった。もういいよ。私も悪かったよ、君の鳥頭ぶりを軽く考え
   過ぎていた。さあ、泣き止んでくれ。
K  ひぃっく、ひっく、す、すびばせん…。
A  さあ、気を取り直して。そうそう、最近は何を読んだかね?
K  ち、『契』(逢坂みや)の3・4巻を…。
A  おう、そうか、確かS君からも報告を受けてたな。で、君にはどうだった?面白かったかい?
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