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BL関連話  2008.05.28

「泣きツボ」―――“それ”が作品中に出て来ると脊髄反射的に涙がこみ上げてくる設定や状況を指す。
但しこれは萌え同様各人で差異があり、多くの人が涙する普遍的な感動シーンや泣き所と必ずしも重なるとは限らない。Aさんが号泣してもBさんには何処が泣き所だったのかさっぱり分からないという事態もあるわけだ。ブログ記事などで「泣きました」報告がある場合、誰が読んでも大感動の傑作なのかそれとも泣きツボゆえか否か単に涙モロイだけなのか、注意が必要な所以でもある。
 <この定義は私的な解釈です。捉え方が違う方には申し訳ないですが、このブログ内限定の事
  としてご了解願います> (5/29追記)

ネットに出入りするようになって「あれ?」と思ったことが幾つかある。その一つが「泣きました」報告。
その本読んだけど泣けたっけ?という体験が何度かあり、これは<良かった→感動した→泣きました>という三段論法の褒めテクニックなのかと考えた。グッときてもマジ泣きはしてなかろうと思ったのだ。
ところが段々自信が無くなってきた。
きっかけは鳩村衣杏『ドアをノックするのは誰?』で共同企画を張ったとき。
「ええお話や、グッときたでホンマ」とは思っても一滴の涙も出なかった私と違い、「泣きました」「涙が出た」のオンパレードにびっくり。これは皆さんマジ泣きされたのだとようやく気付いた。ニブ過ぎ、遅すぎである。
これだけ皆さんが泣いたのだから私が泣けないのはオカシイと再読したのだが、やはりグッとはきても涙腺が活発な活動を行なうことはなかった。私の感性は擦り切れたか枯渇してしまったか、泣けない!
他にもそういう作品が幾つかあり、諦めてしまった。私はBL小説では泣けないオンナなのだ。もうそれでいいじゃないか。とはいえそれを言ってしまい自分が感受性ナッシングのカラカラ砂漠女と思われるのも嫌だ。黙っていよう……。
ところが、かわい有美子『透過性恋愛装置』を読んでいたらアラびっくり!途中で涙が溢れてきてマジ泣きに。更に読み進んで涙は止まったが驚きの体験である。楽しい作品だが泣くような話じゃないだろ!?「アタシってちょっと変かなあ」は「ヘン!!」で確定なのか(がっくり)。

まあしかし、そういうことも段々とどうでもよくなって来る。
先日のオフ会では思い切って「BL小説ではマジ泣き出来ません」とカミングアウトしてみた。皆さんに「泣くとは本当に涙が流れるってことですよね?」と確認した後に、である。
返ってきた反応は「ええっ?」という驚きの声であり「泣いた作品は無いの?一本も?」というお尋ねであった。「木原さんの本ではあります。『FLOWER』とか『檻の外』の「なつやすみ」とか」
そして「フムフム。他には?」と納得した反応に勇気づけられて“つい”言ってしまった「『透過性~』でも泣いちゃいました」。これには「えええぇーーーっっ!!?」 あ、やっぱり……。

正確に言うと全く泣かないわけではなく、上記の木原作品の他にも幾つかある。ただ他所ブログさまを拝読して比較してみれば圧倒的に少ない。昔の方がもう少し泣いた機会が多かったような気がするがこれは年齢のせいばかりじゃなく、痛い話や死にネタが横行していたからだと思いたい。
では『透過性~』の場合、何が私の泣きツボだったのか?俺さま乙女・北嶋が可愛くてしょうがない、だけで泣けるものなのか?うーん、他にもサンプルが無いと条件が分からないよー。まあいいや、そのうちそのうち……。
あったーー!!
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ヲタ話よもやま  2008.05.24

我が家におけるオタク係数(オタク活動に掛かる費用)ってどれくらいなんだろう?
現在の出費はもっぱらBL本に限られているものの購入書籍の8割いや95%は占めている上、最近は同人誌にも手を出しイベントにも参加、あまつさえオフ会と称し呑みに出掛ける有り様……。“ささやかな出費”とは言い難い気がしてくる(怖くて計算出来ない!)。
もちろん上には上がいるもので4daさん@Yes!腐漢ライブラリー「引っ越し日記」を拝読するに私など児戯の類、新生児の域を出ていないのがよく分かる(それでも引っ越しはもう二度としたくない)。しかし整理整頓・キャッチ&リリースの出来ない私が、ゲーム・フィギュア・BLCDなどにまで範囲を広げたら“破滅へのカウントダウン”がそれこそ一気呵成に早まるであろう事は火を見るより明らかだ。
やっぱり“安価な本”(中古本購入という意味ではありません)の世界に留まっていよう……と考えていたのは束の間のことだった―――

子供の頃からへそ曲がりで、メジャーなものが好きじゃなかった。
例えば楽器で言えばピアノ、テレビで言えばアイドル、花で言えばバラ。
このうちバラについては、その堂々たる咲きっぷりや人々の有り難がる様子(昔ですから…)に「花のクセに偉そうな!」と思っていた。ほとんど難癖ですね。美しく華やかなものに僻んでいたともいえる。
だいぶ後になってバラの品種の豊富さ、その様々な姿を知り好きになった。
子供の私が思い浮かべたのはいわゆるハイブリットティで(当時はそれが主流だったと思う)、そのガチガチに作られた感じがイヤだったのではないか。ええと、整形美人みたいというかサイボーグみたいというかBでぃびるだーみたいというか(全く勝手な言い草です。花に罪は無い)。
そんな私がバラの様々な姿、つまりオールドローズやイングリッシュローズの実物を知る以前に「なんて美しい!こういうバラなら是非愛でたい」と最初に思ったのが何かの本で紹介されていた“ルドゥーテのバラ”だった。鋼鉄みたいなガチガチの花ではなく柔らかそうな繊細な雰囲気に目を瞠った覚えがある。
以来ルドゥーテのバラは憧れの存在だった。実物がとんでもないシロモノで、物知らず金貯まらずの庶民が手にできるような本ではないことを知るのはもう少しあとのことになる。

そんな“ルドゥーテのバラ”の精緻な復刻版が出る(というか出た)。

 Les Roses 『バラ図譜』 (←密林くんにリンクしています)
<出版社HPの内容紹介>
植物画の最高傑作、ルドゥーテの『バラ図譜』を原寸大で復刻。
本書に掲載の169のバラの絵は、多色刷りの銅版画に手彩色をして仕上げてあるため大変美しい。
実物初版本の色を高品質印刷で色彩豊かに再現した豪華愛蔵版。


こちらのお値段が税込み価格 ¥14,700  いちまんよんせんななひゃくえん!
BL関連話  2008.05.20

  五月某日 ~某所にて~
「ニコちゃん、ニコちゃん」 「なあに?ハーちゃん」
「今月末だね!」 「え、何が?」
「まっ、やーね!定広せんせいの新刊が出るじゃない」 「あ、そうそう。しかも例の医者もの!」
「私はしっかりCミコミで予約したわよ、ペーパー付きだから」 「チェックしてなかった!どうしよう…」
「アラ、まだ間に合うわよ?」 「でも早く読みたいしぃー。悩む~」
「ほほほほ、何にしても、」 たーのーしーみ~~ 「だよね!(笑)」
―――というような会話があったとか無かったとか……。

『主治医』店頭用ポップ 諸先輩方とお話しをすると、出戻るまでの自分がいかに狭い道を歩いて
 いたのか、また出戻ったとはいえ自分がいかにズレているか(ボケてる
 ともいう)をひしひしと実感させられます(とほほほ)。いっそのことブログ
 タイトルを「BL番外地」とか引かれ者の小唄ならぬ「外れ者の小唄」と
 した方が良かったんじゃないかと思ったり(別に収監されているわけじゃ
 ないけど/汗)。
さて、冒頭で話題にした定広美香さんの新刊とは『主治医』(上/イラストは店頭用ポップ)。
前作『院内感染』でまとまったカップルのその後、らしい(私は単行本派なので雑誌は未読)。
クリックして画像を拡大してもコピーが読みづらいのでこちらにも記すと、<天才外科医と妻子有る内科医のドロドロ不倫愛> <爽やか(?)中学生カップルも頑張ってます。> (下線管理人)といった内容のようです。
前作を読んでの「内科医の妻子は何処いっちゃったんだ?」「さすがに中学生カップルは微笑ましいと思ったらあのラストは何!?」という読者の声にストレートに応えてくださる定広せんせい、流石です!!
本当に楽しみにしておりますよ~~!(私も結局Cミコミさんに予約してしまいました)

ところでこの“ペーパー”というヤツ、出戻るまで全くその存在を知りませんでした。
出戻ってもしばらくは浴びるが如く大量のBL本消化に努めていたため頓着せず、気に留めるようになったのは最近のことです。先日などはおのれの欲望のために他人さまの力までお借りする次第になり、また足を向けて眠れない先を増やしてしまいました(滝汗)。出来ればこういうことは避けたいのですが……。

ペーパー” ―― それは特典というほど大層なものではないが、ちょっと“お得な感じ”がして読者としては嬉しいオマケ。オマケの常としてついつい無いよりは有る方を選んでしまう、消費者心理を突いたうまい販売促進方法です(ペーパーが付いてるから買うという人もいるようだ)。
前回記事に挙げた『別冊コーラス』についてご質問を受けました。
「ぶっちゃけ どーなのよ?」 うん、ごもっとも。

そちらでも断っていますが < あくまでも女性誌の増刊号、BLじゃありません >。
これについて、少し補足します。
先ず、BLコミックの絶対条件は「男性同士の恋愛物語であること(えろ含む)」です(もちろん何事にも例外はある)。当然、読者は熱烈な恋愛物語を望み、えろも期待します。
これに対し『コーラス』はあくまでも“一般向け女性誌”(この言葉に違和感があるものの他に適当な語が見つからず。ご不快になられた方がいらしたらすみません)。最近の「腐女子ブーム」(イヤな言葉だ)を当て込んで、“登場人物が男ばっかり”で「熱い友情」や「恋愛」をテーマにしたものがウケるらしい、といった発想で製作されていても軸足は女性性にあるのです。女性が危機感(或いは嫌悪感)を感じないように慎重に<男子まみれ>すなわち “登場人物を男ばっかり” にして話を進めても、やはりBLとは何かが決定的に違うと感じました。
それが何なのか考えてみたのですが私の鳥頭ではこれ!という決定打が見つかりません。
敢えて言えば欲望の存在が希薄に感じる、ということでしょうか。えろが無いせいだ、と言ってしまえば身も蓋も無いですが、女性誌において男性が(女性を差し置いて)男性に対して肉欲を伴った恋情を露わにすることはやはり抵抗があるのではないか、と推測します。

この『別冊コーラスSpring』については前回の紹介記事で終わらせるつもりでしたが、考え直しました。
雑誌(別冊・増刊)の性格上、実験的な意味合いを含んでいるせいか作品にバラつきがあるので雑誌を総論で語るのは無理がある、また私自身も記録しておかないと“また忘れる”(汗)と考え、掲載作品の内容と一言メモを残すこととします。
尚、備忘録ゆえネタバレも含まれるので以下に折りたたみます。

生きてます。
日常生活の合い間にだってBLは読みたい、というより読まないとやってられない!けど、小説はなかなか読めずコミックばかりを読んでいる今日この頃。
本日もコンビニでこんな雑誌を見つけてしまいました。
  『別冊コーラスSpring』
画像が小さくて見づらいですが表紙をご覧ください。
コンビニで見つけた時、この雑誌は一番下の平台に誌名が通路側になるよう置かれていました。
つまりお客からは逆さまに見えるわけで文字が読みづらい。にも係わらずワタクシにはハッキリ読めたのでございます、「女人禁制」の四文字が!
えっ?えっ?ええぇーーーーっっ!?
びっくりして思わず手にとったワタクシの気持ち、お分かりいただけますでしょうか?
コピーも ~1冊男子まみれ!~ (なんじゃそりゃ)とあるし、更には表紙のイラスト、これは一体なんですか!? 手前に着替え中の短髪男子、奥には余裕あり気に微笑む男子、アヤシ過ぎる……!
単なるハッタリかもしれない、トラップかもしれないと思いつつ好奇心には勝てませんでした。早速購入し家で読んでみたら…… (公式サイト下方の 「くわしい内容」 をクリックして一言説明をお読みください)。

最近はよしながふみさんの『きのう何食べた?』や黒娜さかきさんの『青春♂ソバット』など、青年誌(いわゆる一般向け)でもBL風味が楽しめる状況になっていたことは承知しています(しっかり購読しております)。それ以前に昔の白泉社系や近年の水城せとなさんの『窮鼠はチーズの夢を見る』などのように、少女誌・女性誌に“ストライク”作品が出現するのも既知のこと、楽しんで読んでおりました。
が、それらはあくまでも雑誌の中の一作品です。ところがこちらは増刊とはいえ雑誌のテーマそのものが「女人禁制」で匂いをぷんぷん放っているシロモノなんです。
やっぱり狙ってる?これは確信犯ですよね?
もちろん、こちらはあくまでも女性誌の増刊号、BLじゃありません。作品内容もおおかたは“なんとなく匂う(匂わせている)”友情ものです。しかし数本は、ちょっと“いじれば”つまり“えろ”や“萌え”を強化すれば、そのまんまBLに持っていける作品もありました(ちょこっと萌えちゃった話もありました/汗)。
ただし、BL読みの大多数の方にはぬる過ぎる(笑)内容なので、ニアとか微ふぉもがお好きな方や普通に一般向けまんがが楽しめる方でないと「金返せーーっ!!」となるかも。

それにしても、Cバルトだけでは飽き足らず、もう少し(?)上の年齢層にまで手を伸ばしてきたのかS英社!(笑)と勘繰りたくなるこの雑誌。
果たして出版社側の目論見は?はたまたその売れ行きは?購買層は?
ちょっと気になる作品もあったので、今後も何らかの展開があるのか無いのか、その動向をこっそりチェックしていきたいと思います(物好きな…)。


 【 追 記 】 覚え書き記事を追加しました。 内容をチェックしたい方は コチラ


ああ、久し振りのお楽しみ(お出掛け)♪
おまけにご一緒するのはうら若いお嬢さんとあって、この日の私は妙なテンションでございました(汗)。同行させられたお嬢さんはさぞ戸惑われたことと推察いたします。ごめんね。

さて、皐月某日。
うら若きヲトメこと 硝子さん(@これもまた愛しき日々S)と待ち合わせして向かった先は、
『中村明日美子 原画展 「COLORS -カラーズ-」』 の会場(於:Gallery in fields ~5/4迄)。
場所が閑静な住宅街なのでどんなオシャレ画廊かと想像していたら、いかにも民家を改装しましたといった風情のちんまりした建物。
もちろん小洒落ていましたが靴も脱がなきゃならないんです。明日美子さまファンのゴスロリ少女が10人以上来たら、靴脱ぎも会場もそのデコラティブな靴と衣装でぎゅうぎゅうになっちゃうよ!?というくらいのミニマムさでございました。

展示のレイアウトは1階がカラー原画、2階がまんが原稿でこちらは「ネーム→下書き→本稿」と出来上がっていく過程が分かる構成。
2階建てといっても前述した通りのミニマムサイズなので物理的な量は多くはありません。が!繊細にして緻密な明日美子せんせいの生原稿(原画)は“見ごたえ”がありました。ふはー
昨今は印刷技術が上がって単行本などかなり綺麗な絵が見られると思っていたのですが、カラー原画を拝見してやはりここまでは再現出来ていないのだと知りました。
発色、グラデーションの微妙な濃淡、主線の色の使い分けなど、一枚一枚の原画に対しての繊細な神経の使われ方・計算を想像すると気が遠くなりそう…… ただただ、ため息。つくづく、美しい。
まんが原稿も凄かった!
先ず下書きの段階で人物がかなりしっかりと描きこまれているので本稿はこれをトレスしていると思われるのですが、単にコピーしているって感じじゃないのです。線が生きてる!人物を描く主線も細めで流麗なのにチカラがあって、線そのものが美しい。
また、人物・背景・小道具をスクリーントーンと手描きのカケアミ・紋様で装飾しているのですが、素人は「えっ、この部分が手描きなの!?」と驚く細かさなのです。これはプロ意識はもちろん絵を描くこと自体が好きでなければ出来ないことではなかろうかと思いました。
尚、下書きの余白に“かくりゅう関”のラクガキがあったのはご愛嬌(明日美子せんせいは熱心なOh相撲ファン)。でも一番お好きな“ブルードラゴン”や総一さんが無かったのは残念だったわ~(笑)。
以前に別の方のものを見て「生原稿は美しいものだ」と認識していたのですが、明日美子せんせいの生原稿(原画)は格別に美しかった! アートである、と思いました。 眼福。

1階のカラー原画は単行本表紙絵やご本人のHP用イラストの他、ハガキ大ほどの描き下ろし原画もあり、こちらは希望者から抽選で当たった人が購入できる仕組み(価格は3万円台~4万円台)。
2階のまんが原稿は『ばら色の頬のころ』とゴスロリ系コミックのものでした。
   原画展ペーパー
  明日美子サマ葉書セット

  左) 会場で一人につき一枚もらえたペーパー。ファイルを持参しなかったのでシワが!(泣)
  右) オリジナルポストカード 1セット(5枚) ¥500也。もう1セットは既に完売(涙)。

このあとは場所を変えての硝子さんとのデート。 当然、行く先は……
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