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BL関連話  2008.07.31

「暑いですねー」というのが挨拶代わりになっている今日この頃。
最近はもっぱらゲイ映画の記事ばかりで「こやつは本当にBL読みか?」と疑問を持たれている管理人です。こにゃにゃちわ。
ダイジョウブ、ちゃんと読んでます(物凄いロウペースですが)。
LGFFの陰でこっそり“リオのカーニバル”を開催。
入手出来る4冊を読んでこの人の描く世界も文章もすっごく好みだー!!とサンバを踊っていました(傍目には地団駄にしか見えないでしょうが)。もうすぐ新刊も出るのでとても幸せな気持ちです。
ところで、その“もうすぐ=8月”の新刊をチェックしてビックリ!す、少ない……。
購入予定が少ないんです。その分、積読消化に努めろというヤヲイの神のお告げなんでしょうか(きっとそうだ)。

ところでビックリネタはもう一つありました。
 8/27 『 他人同士 ① 』 (秀香穂里)
ええっ?同人で完結したと思ったら今度は商業?
慌ててご本人のサイトへ行くと
「―――デビュー作となる商業誌のパラダイム・グラスブルーノベルス版&同人誌版と、話の筋の大きな流れはほぼ踏襲していますが、1巻も加筆修正と書き下ろしがあり、2巻以降は全面書き下ろし→エピソードがガラッと変わります。」(秀香穂里さんのブログ:Cult7 7/22付)
とある。 うわわーん!同人誌も結局積読になっているというのにぃーー!!(泣)

そうです、この本だけでなく、積読の数が半端でなくなってます。かつてはあれほどサクサク読んでいたのに最近の読書スピードは(冒頭で述べたように)信じられないくらい遅い(正確には読む速度よりも読書時間が取れないことが問題なんだけど…)。
私バッカじゃなかろか?こんなに溜め込んで何がしたいんだ?(汗)
動物が獲物を隠しておきながら場所を忘れ、腐らせちゃうという話を思い出しました。
人間と動物の違いは理性的な判断が出来るか否かではないかと思うのですが、BL本購入についての私の行動は明らかに理性的判断が下せていません(滝汗)。
これは別に夏の暑さのせいではなく年間を通して変わらないので、“BLに関しては動物”(!)ということでヒトツよろしく……。


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   東京国際レズビアンゲイ映画祭 (LGFF)   7/20(日) 於:青山スパイラルホール

『誓いのKiss?』 (『Kiss the Bride?』2007/USA)
―――元カレから結婚式の招待状。祝福できないアナタは必見!
サンフランシスコでゲイ雑誌の編集者をしているマットには、実は忘れられない人がいる。高校時代の元カレ、ライアンだ。そのライアンから結婚式の招待状が!どうして女と結婚なんて!?いてもたってもいられずマットはライアンを「結婚という恐るべき罠」から救い出そうと故郷に向かう。まずはライアンの婚約者アレックスに近づき、なんとか結婚を破談にしようと画策するが…。新婦・アレックスを演じているのはなんと『ビバリーヒルズ青春白書』のトリ・スペリング!(プログラムより抜粋)


名作と名高い『ラターデイズ』(『Latter Days』)と同一監督作とかで、ナンシー☆チロさんからプッシュがあった作品。シリアスだった前作から一転、笑いに満ちたラブコメでした!
映画は賑わうサンフランシスコの街から始まる。昼間の風景、性別や性的指向とは関係なくごく当たり前に過ごす日常が写されていく。もちろん人々の中には大勢のゲイの皆さんが溶け込んでるわけだ。
やがてスタイリッシュな雰囲気かつ活気溢れるゲイ雑誌編集部内に場面は移り主人公マットの登場となる。ここで彼我の地との違いにカルチャーショック☆ 編集“長”でもないのに専任のアシスタントが一人付き個室でのお仕事なのよー。BLだったらここで“大盛り上がり”なんだけど、そんなことにはなりません!(笑)アシスタントも女性(ビアン)だし。
彼らが交わす仕事の話から、現在ゲイの間では同性婚がムーブメントとなっていることが伺える。マットの雑誌でも特集が組まれ、取材して!との結婚式の招待状が山を成す。その中になんと、高校時代の元カレ――忘れられない“初めてのひと”からの女性との結婚式招待状が!!
仕事や現在のカレとのゴタゴタも置いて郷里に駆けつけるマット。
ここから舞台は、自由な雰囲気溢れる都会・サンフランシスコより典型的なアメリカの“スモールタウン”へと移る。はっきり言って保守的価値観が色濃いさまがアリアリ。
マットとアレックスの出会い、元カレ・ライアンやその他の旧友との再会と、つたなく愛し合ったかつての日々の回想を手際よく織り交ぜながら面白く描いて(グッジョブ!)映画は進んでいくのだが。
ここで問題となってくるのは新婦になるアレックスのこと。この彼女、一見ちょっとネジが外れている風なのだが、話が進むうちに実はとても奥の深い魅力的な人柄であることが分かってくる。再会して想いが再燃したマットすら彼女を傷つけることを恐れてしまう。ましてプロポーズまでしたライアンにとっては尚のこと!しかし再会したマットに対しても心が揺らぐ……。
果たして結末は、この3人はどうする、どうなる!?

ラストにええぇーーーっ!?となった。こう来たか!って感じ。
上映後、(わざわざ来日してくれた)監督と主演の二人が質疑応答に答えてくれた。
今、アメリカでは同性婚についての論議が盛り上がっているのだと言う。それについての賛否は色々あろうが監督は「結婚とは(異性間、同性間を問わず)周囲に認知されてこそ、されなくては」との考えがあり、それをもとにこの映画を製作したそうだ。
主演の二人はストレート(異性愛者)だが、“いわゆるゲイ”を演じることはやめて欲しいと最初に伝えたという。二人も特異な性格設定などは行なわず、強いて言えば「脱ぎまくるので身体は鍛えた」とライアン役の俳優さんがジョークたっぷりに答えていた(脱ぐのは主に上半身ですよ!)。
マイタイプではないんだがこの二人がカッコイイのよぉーー!!
会場の期待に応えて、見つめあったりなどサービス精神も満点!会場は嬌声に満ち、シャッター音がアチコチで響き(私の両サイドからも!/笑)と大変な盛況となりました。
このプログラム、面白かったし、興味深い話も聞けて(今回の質疑応答は濃かったね)本当に良い締めだったわ!!またまたチロさんに大感謝!の三日間でございました。

 ~~運営について~~
・ 新宿バルト9
こちらはオッシャレーな落ち着いた雰囲気の映画館。
LGFFのスタッフもいるのだが従業員+αといった感じなので、ロビーの雰囲気は通常の映画と余り変わらない。初参加の人にとっては敷居が低くなった感じなのかな。
・ 青山スパイラルホール
従来からの会場。通常はホールとして使われる場所なので座席を組んでの使用となる。映画館に比べると少々見づらいかも。また締め切ると冷房が効き過ぎて寒くなるので羽織りものは必携。
慣れていないと色々と煩雑に感じるかもしれないが、会場ロビー内に設けられた各ブースや観客の皆さんが一体となって醸し出すお祭り気分は一度味わうと病み付きになる。
またボランティアスタッフの皆さんの対応が素晴らしく、大変よく出来た学園祭を体験しているよう。逆に言えばそういうことが煩わしい人には不向きなのでオススメしない。
・ 入場について
前売りチケットなどを持っていても、当日に入場順のナンバリングを行なうのでご注意されたい。


ヲタ話よもやま  2008.07.26

ハスイさん@+synapse∞type-bee+のお宅で見つけて面白そうと思いつつ<LGFF>の記事を先にまとめるまでは、と我慢していたんです……が、我慢出来ませんでした!(逃避行動だわ…)

 【 ブログ通信簿
   tushinbo080726

なんだろ、この全く面白味のないコメントは…!? ここまで面白くないってのも別の意味で凄いかも(笑)。
唯一のツッコミどころは「ブログ性別 : 男性」でしょうか。
自分の文章が男っぽいとか(もちろん女っぽいとも)考えたことはなかったので、ちょっと新鮮。


   東京国際レズビアンゲイ映画祭 (LGFF)   7/19(土) 於:青山スパイラルホール

『ヒストリー・オブ・ゲイシネマ』 (『Here's Looking At You, Boy』2007
                             /Germany,Netherland,Finland,Australia)
―――映画ファンなら見逃せない!“ゲイ映画”のカミングアウト
1995年に製作された『セルロイド・クローゼット』はハリウッド映画において同性愛がオープンに描かれなかった歴史を検証した。それから13年、『ヒストリー・オブ・ゲイシネマ』は約20年前から現在までに同性愛を描いた映画の数々をふりかえる。『マイ・ビューティフル・ランドレット』から『ブロークバック・マウンテン』まで、より自由で幅広い表現について、ガス・ヴァン・サント、ティルダ・スウィントン、ジョン・ウォーターズ、フランソワ・オゾンといった豪華な顔ぶれが証言する。(プログラムより抜粋)


ハリウッドだけではない各国の“ゲイが登場する作品”を、映画関係者に語らせるドキュメンタリー作品。
この映画関係者がプログラム紹介通りの豪華さ!“ちょっと一言”ではなく、かなり本音に近いところをガッツリ喋っているようで驚く。
ただ語られる映画の大半が未見なので、観ていたらもう一歩奥が分かったのに~!と悔しい気分もちょっぴり味わいました。しかし普遍的なことや示唆に富んだ内容の話がたっぷりなので作品的には無問題です。むしろ盛り沢山な話を覚えきれない鳥頭がうらめしい。
取り上げられる数々の作品の中には『アナザーカントリー』や『マイ・ビューティフル・ランドレット』、『マイ・プライベート・アイダホ』といった懐かしい作品があり、その映像にあらためて歳月の経過を感じた。同時にゲイの描かれ方の変遷(*)を知って更に感慨を深くする。
かつて“おのれの意思に正直な女性”は悪女で、ろくな末路を辿らない…として描かれてきたが、ゲイも同様。「死ぬか発狂する」しかない存在として描かれてきたという。
その点において、先祖がえり(?)して恋人を死なせた『ブロークバック・マウンテン』は評価しない、とキッパリ言ったゲイの監督の言葉にハッとなった。日頃、「死にネタは辛いわ~」と外からの目線で話していたことが、当事者にとってはどういうことなのか?ヒヤリとさせられた。
また、宗教が絡んでの話となると、無頓着な日本人のひとりとしては唖然呆然、彼我の感覚の違いに驚くばかり。実に濃密な、お勉強の90分間でした。

ちょっとカタくなってしまって面白くないので、作中で知った情報をひとつ(ミーハー…)。
R・ふぇにっくすは同性愛経験があったそうだ(監督が本人から聞いた)。本人がゲイなのかは不明とのこと。あの当時の彼のチャームを思い浮かべると物凄く納得できる。つくづく早世が惜しまれる(合掌)。

* この辺り及び関連の映画についてはナンシー☆チロさん@『ミケランジェロ広場の午後』のブログが詳しいです。宜しければ コチラへどうぞ(丸投げスマンです!)


『シェイクスピアと僕の夢』 (『Were the World Mine』2008/USA)
―――憧れのイケメンをゲイに!? 超ポップな“真夏の夜の夢”
夢みる男子高校生ティモシーはミュージカルが大好き。学校の授業でシェイクスピアの『真夏の夜の夢』の妖精パックを演じることになったティモシーは、台本に出てくる伝説の媚薬のレシピを偶然見つけてしまう!まずは薬で学年の人気者ラグビー選手を自分に夢中にさせ、ティモシーの次なる野望は…町全体をゲイ・フレンドリーにすること!世界各国の映画祭で数々の賞に輝いた、観たらゼッタイ幸せになる、ホットでキュートなハートフル・ミュージカル。(プログラムより抜粋)


ちゃんとミュージカル・コメディになっていました(笑)、ただし……。
通常、ミュージカルというのはどこでも歌うわけではなく、感情が盛り上がったところ(思わず、泣いたり叫んだりするような)で泣いたり叫んだりする代わりに、歌い上げるのだが。
この映画は主人公が妄想を始めるとミュージカル・シーンになるのだ!
妄想こそ一番テンションが上がる、というのはどっかの○女子みたいだな(笑)。

冒頭のドッジボール・シーンから大方の話の流れ、結末は予想がつく。が、これはこれで正解だと思う。何故ならこの作品は難しいことを考えず“若くてカワイイ男子”を存分に楽しむためにあるのだ☆
中でも主役の男の子が意外な美声と歌の上手さ(同行者よりクレジットに役者の名前があったとの報告。吹き替えじゃないのか!)でミュージカル・シーンを支えていて大健闘している。
ところで話の流れの予想がつくのも道理、ストーリーの骨格はまんまシェイクスピアの『真夏の夜の夢』で、学園内、やがては町中を巻き込んでの騒動も全部“想定内”。惚れ薬なんて荒唐無稽なものも含めて全てがこの古典のファンタジーを基にしている。
そこへ更にゲイのファンタジーを投入している(ピチピチしたグッドルッキンなオトコのコたちが半裸で歌い踊る!)わけだもの。そりゃ楽しいよねー(笑)。
同時にこれは「若いオスの妄想力をなめんなよ!」ということでもあると思う。
学園内のみならず町中を騒動に巻き込むほどの強いリピドーがイジメられっ子に潜んでいた、というのはちょっと『キャリー』を連想する。
ラスト、夢から醒めた人たちが一様に柔らかな表情となっていた辺りは、監督が世間に望む願望(ゲイを容認して欲しい)を秘めているようで少々せつなかった。

主人公ティモシーの歌がとにかく良かったのでサントラが聴きたいんですが出てないのでしょうか?
甘い歌声とポップなメロディにオンナだって(!)めろめろよー!(笑)



   東京国際レズビアンゲイ映画祭 (LGFF)   7/13(日) 於:新宿バルト9

『シェルター』 ( 『Shelter』 2007/USA)
―――青い波の上で夏が始まるサーフ&ラブ・ストーリー!
オレンジ・カウンティ、カリフォルニア。アートカレッジへの進学をあきらめ、姉と5歳の甥との暮らしを支えるためダイナーで働くザック。彼の平凡な毎日を変えたのは、小説家・ショーンとの出会い。失恋から立ち直るためLAから故郷に戻ってきたショーンはザックの優しさに惹かれ、すぐに意気投合。海でサーフィンを楽しみ、ビールを片手に互いの作品について語り合いながらふたりは恋に落ちる。西海岸の眩しい太陽の下、悩み、迷いながら自分の道を選んでいく青年のフレッシュな夏物語。(プログラムより抜粋)


俳優のルックス良し、風景良し、音楽のセンス良しと来てお話も良かった!鑑賞後の後味も良くてとっても爽やか~♪観ていてカリフォルニアの空と海の青にこちらも染まりそうな気すらしました。
但し、ストーリーは爽やかな恋愛話オンリーというわけではなく、主人公ザックの“身動きの取れない状況”がかなりの比重で描かれています。それがベースにある上での恋愛なのでラブラブ・バカップルもののような能天気な雰囲気はありません。ストーリーや設定は全く違うのですが何故か、うえだ真由さんの『8年目の約束』を思い出しました(もっとも湿度は断然低い)。

尚、コピーにも取り上げられているサーフィンは日常の楽しみとしてまるで日課のように出てきますが、ザックがそれ以上に情熱を傾けているのが絵を描くこと。一人コツコツ作品を描くだけでは飽き足らず、町のあちこちにささやかな作品を残すことで絵画表現への強い欲求を発散しています。
このストリートアートが素敵です。よくある訳の分かんないロゴ?サイン?みたいなものではなく彼が住む町の風景をステンシルにしたもので、塀や壁に小さな窓を設けたよう。これは彼の心境や現状を象徴的に表していると思いました。
こうした丁寧な描写が積み重なった真面目な(でも説教臭はない)作品なので“ぽるの”的な興味で観るとガッカリでしょう(笑)。何しろラブシーンでも主にバストショットで、ヤバイポーズも無しなのです。これなら清らかなお嬢さま方でもダイジョーブ、一般映画として公開しても無問題じゃないのかなー?そう考えちゃうところが既にズレてるのか(爆)。
機会があったら是非観ていただきたいオススメの作品でした。


『チュエカタウン』 ( 『Boystawn』 2007/Spain)
―――イケメン不動産屋にご用心。ママを狙う殺人鬼かも!
マドリードのゲイのメッカ、チュエカタウンに住む“熊系”カップルのレイとレオ。そんな彼らがひょんな事から出会った、不動産屋ビクトル。ジムで鍛えたマッチョな体に高級スーツを着こなすビクトルには、実は恐ろしい秘密が…。彼の野望はチュエカタウンをおしゃれに開発すること。その目的のため、この一帯に住む邪魔な老婆たちを、殺し回っているのだ!サイコキラー・ビクトルの次なる標的はなんとレイのママ。熊系カップルはママを救えるのか!?楽しくてちょっぴり怖いブラック・コメディ!(プログラムより抜粋)


ほんっとにクマカップルだった!
レイは安○大サー○スのクロちゃんを甘めのマスクにした感じで、ホンのちょっとオネエフレーバーが掛かっている(声は普通/笑)。レオは坊主頭のPバロッティが物凄くむさ苦しくなった感じだし。
この熊たちが人目もはばからず始終いちゃいちゃチュッチュやってるんです!ママの前でもです!!そしてサイコキラーに狙われるレイのママがこれまたキョーレツなの!
愛する息子がゲイなのはしょうがないとしても相手のレオが気に入らないっていうんで徹底的にイビリ倒す!!『老舗旅館の嫁に来い!』(小林典雅)のオヤジにはそこはかとなく愛があったけど、こちらはもう本当に容赦がありません。こんなにキョーレツなママがそう簡単に殺されるとは思えないですけど(笑)。とにかく強烈で濃い~いんです、何せ女としても現役ですから!
そして息子はママ大好き、ママさいこー!って調子だからレオはどんどん追い詰められていく。サイコキラーとの対決の前にこのカップル別れちゃうんじゃないの?ってくらい深刻な嫁姑騒動に発展しちゃいます。
一方のサイコキラー・ビクトル。何だかサイボーグじみたキ印野郎で手前勝手な理屈で老婦人たちを殺していく。コイツはちょっと笑えねーって感じ。クマカップルとは対照的です。

作品の体裁としてはサスペンス・コメディで、それなりに笑えるしハラハラします。が、裏テーマは母子関係ですね。
実は嫁姑問題を抱える主人公たちの他に連続殺人事件を追う刑事が登場するのですが、これが母(上司)と息子(部下)。母は離婚後女手一つで息子を育てあげ、レイ・ママとはタイプを異にするものの強い個性の持ち主です。息子は陰に隠れてひ弱な感じの若者で思い込みの強い母の捜査に振り回されているカタチ、しかしゲイタウンに出入りするうちに徐々に変化していき……という自立のドラマが挿み込まれているのです。ええ、もちろんコメディですから“自立”がどんなものなのかは言わぬが花ですね(笑)。



BL関連話  2008.07.18

……かいちょお~、ダメダメなんですぅ~……ザザッ……箭内さんからお電話で……ザザッ、ザッ……
旦那さま、今度…んな…お問い…せ……ザッ……ザザッ…

ダ、ダメだわ、上手くチューニング出来ない! だって、……アツイ暑い熱いんだよ~う!!(泣)
夏ってこんなに暑かったっけ?とお馬鹿な疑問を抱く私です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ワタクシはBL小説の消化がすすまない中、他所のお宅に押し入っては「典雅さん面白いですよー」とウグイス嬢よろしくさえずり、年寄りとのデートで忙しいと言いながらゲイ映画を観に行く、といった日常でございます。
さて、暑さでいつも以上に働かない頭でまた悩んでいます。
何かってアレですよ、全サとかキャンペーンとか完結記念とかのワード絡みですよ(ヤケ気味)。
もうね、あちこちの書店を駆けずり回らなきゃならないようなキャンペーン企画にはハナっから諦めが入ってます。ただ全サについては後で悔やむのが分かってますから気になるものは応募しとこうと考えています。考えていますが…やり方が○○なんだよ!!(怒)
なんだよ、Lブレ(orRチルorCャラ)!どうして応募すんのに単行本のみならず雑誌まで買わなきゃならないんだよ!!「サービス」ったってタダ(無料)じゃないじゃん、結局は通信販売みたいなものなのに何でそこまでハードルを上げるんだ!チクショウ足許見やがってっ!!(涙) ← 下品で申し訳ない
冷静に考えればこれは販促キャンペーンなんだからアノ手コノ手で販売数を伸ばそうってのは当然なんだけど、こっちは幾つも抱えて処理できずに右往左往。中にはウッカリ締め切り過ぎちゃったりして涙を呑むなんて事も(♪ダイヤモンドだね~♪/涙…)。
ああ、煩悩に翻弄されとるなー。しかも翻弄されるばっかりで事務処理能力が無いもんだから応募要綱についての把握も不確かだなー。必要な雑誌を揃えられたのかも心許ないなー。そもそも自分が本当に応募したい企画なのか判断できてるのかもアヤシイなー。
―――何だか自分の未来も不安だなー……。

<応募予定>
キャラ/リンクス/エルゴ/不器用なサイレント/真昼の月/…あと何があったっけ?本当に思い出せない(暗澹)

ところで、何もせずに後悔なんてしたくないと内職みたいな独りキャンペーンをやっていたら、余りにも不憫よのうとお優しいブロガーさま達が手を差し伸べてくださり大変恐縮しております(センテンス長いよっ!)
いやもう本当にすみません!そしてありがとうございます!!(感涙)
もちろん典雅作品が本当に面白いからこそのことなのですが、ネットで繋がるとはこういうことなのかと今更ながら感じています。今後も“典雅さん保護活動”(@秋月さん)がジワジワと広がっていくことを願っております。

夏休みに突入しますね。皆さま夏バテ等なさいませんようご用心のうえ、萌える夏をお過ごしくださいませ。


昨夜は確かに深夜の帰宅でござった。しかし6時間は寝たはずなのにモーレツに眠い&ダルいのでござる。これもトシのせいなんだろうか?多分そうなんだろう……(遠い目)。
「何が何でも行く!」と宣言していたLGFF(=東京国際レズビアン&ゲイ映画祭/去年の記事はコチラ)の3日目に行ってきました。この後、場所を変えての6・7日目に行く予定です。
今回は7月11日(金)~13日(日) 於:新宿バルト9、7月17日(木)~21日(月) 於:青山スパイラルホールという週を跨いでの2ヶ所開催なのでスケジュールの遣り繰りが出来る人にとっては見やすい日程になってます。が、私の場合は2週続けて土日の両日を留守にするわけにもいかないので悩みに悩んでのプログラム選択となりました。悩んだ挙句、見送りとなったのは、

① 『愛のジハード』(『A Jihad for Love』2007/USA,UK,France,Germany,Australia)
―――イスラムの厳しい戒律の下、それでも愛する自由を探す
「イスラム教」と「同性愛」という複雑なテーマの実像をイスラム圏の様々な状況下で生きる同性愛者の言葉で描き出す。ジハードは単に「聖戦」の意味で捉えられがちだが、本来は神に近付くための「自己葛藤」を意味する。南アフリカのゲイ、イスラム聖職者ムーシン、レズビアンカップルのマハとマルヤンなど、世界各地で“愛のジハード”に取り組む同性愛者の姿を12ヶ国、9つの言語で取材した貴重なドキュメンタリー。トロント映画祭で絶賛され、ベルリンを含む多くの映画祭で上映されている。(プログラムより抜粋)

② 『バンコク・ラブストーリー』(『Bangkok Love Story』2007/Thailand)
―――殺す男と狙われた男… それは束の間の、真実の愛
スラムで育った殺し屋メークは、金をためていつかバンコクを離れ、山村で静かに暮らすことを望んでいる。そんなメークが今回受けた依頼はイットという男を拉致すること。誘拐は成功するが「イットを殺せ」と命じられた時、メークは何故か彼を殺すことができなかった。組織に背き、イットと共に逃げるメーク。追われるふたりの男の間にあるもの、それは確かに「愛」だった…。本国タイでは製作前から物議をかもし、公開時にはセクシーなビジュアルが話題を呼んだ切ないラブストーリー。(プログラムより抜粋)

③ 『後悔なんてしない』(『No Regret』2006/South Korea)
―――やっとたどりついた、このあいのかたち
孤児院で育ち、デザイナーを夢みて上京してきたスミン。工場を経営する一族の御曹司ジェミン。まったく異なる環境で育った二人は、反発しながらもどうしようもなく惹かれあい、逃れられない恋に落ちていく…。韓国ではまだまだ描かれることの少ない同性愛を真正面から扱って異例のロングラン上映となり、熱狂的なファンに支持されて独立映画の動員記録を樹立、社会現象を巻き起こした問題作。美形の若手俳優二人が恋人たちの心の機微を熱演。ソウル発、切なくて残酷、そして美しいメロドラマ。(プログラムより抜粋)

どうです?①はともかく、②、③のあらすじなんてまるでBLみたいじゃありませんか?(笑)
ああぁーん、観たかったよう!と地団駄を踏んだアナタと私に朗報です。
このうち③は7月19日よりバルト9でレイトショー公開されるそうです。レイトショーという部分が不安材料ですが(②は遅い時間なので諦めた)、何とか都合をつけて観に行きたい!!
実はこのプログラム、1回のみの上映でアッという間にソールドアウトとなってしまった曰く付きなのだ。
どうも韓流マニアの間では既に有名なのか(先物買いで目を付けた若手が出演している?)その筋の観客がどっと押し寄せたらしい。そんな事ぜーんぜん知らなかった私たちはチケット入手に出遅れて買い損なってしまったのです。リベンジなるか!?

それから昨夜観たプログラムと感想については後日記事UPの予定です。その時に、“出来たら”私は行けなかったオープニングイベントについての特派員報告も載せられたらいいなあ~(Hさんにおねだり!)と考えていますが、果たして如何なることになりましょうや。
BLとは似て非なるゲイ映画、機会と好奇心があれば是非一度チャレンジなさってはいかがでしょう?
新たな世界が広がるかもしれませんよ?
<ただし、他の観客の方々に好奇の目を向けることはご法度です。そんなことは同士の皆さんに申すまでもありませんでしょうが通りすがりの方もいらっしゃる可能性がありますので老婆心まで>


BL関連話  2008.07.10

お父さんがにゅういんしてお母さんは「たいへんだ、たいへんだ」と、言っています。
よっぽどあわてていたのかおこづかいをたくさんくれました。ラッキー♪
かえせと言われないうちに使っちゃおうと思って本やさんへ行きました。前からカワイイ絵のついた本が気になってしかたなかったからです。絵がついてても絵本じゃありません。わたしはもう子どもじゃないもん。オトナっぽいお姉さんたちだって絵のついた本を買ってるの知ってるもん!このあいだはお母さんより年よりの人が買ってたもん!
えきまえの大きな本やさんのマンガがならんでいるところのとなりに、たくさん絵のついた本があります。
わたしはカワイイ絵のついた本がほしいのです。でもコワイのもある。白っぽいかみの毛のわる者にしか見えない男の人がチャパツのカッコイイ男の人とこっちをにらんでいます。赤っぽくてヘビのしっぽみたいなのが見えてコワイです。
それからこっちの本は、どうして男の人がワンコみたいにくさりにつながれているのでしょう?しかもはだかです。今はあついからいいけど冬だったらかぜをひくと思います。ふくを着せてあげてください。
それからせなかにお絵かきしてある人もいます。これはわたしも知ってる!前にお父さんに「カッコイイからお父さんもかけばいいのに」と言ったら「あれはとくしゅなおしごとの人しかかいてはいけないんだよ」とこわい顔をして言われました。「お父さんもとくしゅなおしごとをすればいいのに」と言ったらこまっちゃったみたいです。あとでお母さんに聞いたら「お父さんはヘタレだからぜっっったいにムリ!」とわらった。それから「とくしゅなおしごと」はヤクザといって、あぶないからお外では言っちゃいけませんと言われた。なんで?そういう人がいても知らんふりをしていなさいって言われた。なんで?とにかく絵がかいてある人はヤクザです。
さいきんはいかにも弱そうなチャラそうなお兄さんでも腕にお絵かきがあるのでほんとうにおばあちゃんが言うように世の中ぶっそうになったんだなあと思います。
それから本の絵の男の人たちはみんななかがよさそうです。たのしそうでいいなあって思います。でもなんで女の人はかいてないの?学校でにんげんの半分は女でもう半分は男だとならいました。それならもっと女の人がかいてあってもいいと思います。あ、でもカッコイイ人がきれいな女の人やカワイイ女の子となかよくしているのはいやだなあ。だから男の人だけでいいと思います。
あれえ?前に見た天使の本はないのかなあ。だって天使の本ならいいお話だよね?かってもおこられないよね?だって前にお母さんと本やさんに来たとき、カワイイ絵がついてると思って見ようとしたら「見ちゃダメ」って言われた。マンガじゃないよって言ったんだけど「まだダメ」って。でももうおたんじょうびはきたし、わたしは子どもじゃないもん。
うーん、どうしようかなあ。あ、これこれ!この人の絵がいいなあって思ったの。でも……このあいだのカワイイ男の子とカッコイイ男の人と違う。このあいだは「天使」(このかんじはよめるよ!)って書いてあったのにこれは「悪魔」?って書いてあるし、ちょっとこわそう?でもこのはねは天使だよねえ?
あれ?おとなりのおばちゃん?なんでコワイ顔してるの?わたし、ちゃんとお金もってるよ、まんびきじゃないよ。
「こんにちは、ももちゃん。その本はももちゃんにはまだ早いわ。ホラ、絵本やももちゃん向きのお話はあっちよ。アラ、一人で来たの?お母さんはいっしょじゃないの?」
うるさいなあ。子どもあつかいしないでほしいわ。しょうがない、また来ればいいや。
「こんにちはー。お母さんとまた来まーす」
 (少女、立ち去る)
「ふうーっ、チビの方で良かったぁ。お姉ちゃんじゃ誤魔化せないもんね。それにしても、やっぱり近所での買い物は気を付けなくっちゃ……。お、新刊めっけ!」



 【 この記事はフィクションです。 実在する人物および団体等とはいっさい関係ございません。】

FESTIVAL  2008.07.06

拙ブログ記事「BL読んで おムコにいこう」連動企画として
「典雅なる一族・拡大増殖キャンペーン」独り勝手に実施中です。
<概要>は“BL界の稀少作家(レッドデータブック!)小林典雅さんを応援すべく、新刊の『美男の達人』の販売促進を行なう”というもの。
合い言葉は、「えろもいいけど笑いもね♪」(あぁ、つまらないコピーでごめんなさい!/泣)
TV・映画などを見ても脅迫的なまでに笑いが求められている昨今のご時世。BLの世界だけが例外ということはアリエナイんじゃなかろうか。まして、根っからの本好き読書好きが多く存在するBL読みにとって典雅さんが作り出すネタと言語のパラダイスに溺れることは至福のひとときのはずだ!!(断定)
或いはBL小説で笑いに重きが置かれることに抵抗がお有りでしょうか?
無理をして読めとは申しませんが、やらずぶったくり(BLでは“やり過ぎぶったくり”…)と言いたくなるほど、うっすぅーい内容でこの価格!?と目玉を剥きたくなる印刷物も見受ける斯界においてこれほどの高コストパフォーマンスを誇る物品はなかなか見当たらないと思います。
是非是非お手に取り購読して、ご自身でお確かめいただきたいと存じます(どうしても趣味に合わず、ダメだったらごめんなさい!陳謝百回でございます)。

何故これほど典雅さんをプッシュするかというと、私はどんなジャンルでも“上質のコメディを生み出せる作家は特別な才能を持っている”と考えているからです。単なるお騒がせや、しょーもないギャグでお茶を濁したものとは一線を画しているハイクォリティな作品は同時に、大笑いさせながらも下品にならない品性を備えています。また幅広い知識、冷静な観察眼と共に人に対する温かな視線も感じます。こういう要素を全部持ち合わせているのは稀有な資質ではないでしょうか、特にBL界では。
何とか生き残って更に成長し、次の段階の面白いBLを書いて欲しい。私はそれが読みたいのです。


尚、徐々に賛同者も出始めたので調子に乗って、お薦めレビュー記事を以下に一挙リンク掲載させていただきました(* 勝手にリンクしましたことをお詫びし、見逃してくださることに御礼申し上げます。リンクについて問題がある場合はすぐに外させていただきますので、その旨コメント欄またはメールフォームにてご連絡くださいませ)。
特に『美男の達人』販促キャンペーン賛同・賛助者さんは「小林典雅に期待する会」会員として勝手にエントリーしております。
また、更なる賛同・賛助者のエントリーも受け付けておりますので振るってご参加いただけましたら会員一同随喜の涙を流してお迎え致しますでしょう。宜しくどうぞお願い申し上げます。

★『美男の達人』レビュー一覧(記事日付順/太字は「期待する会」会員)
 ・ la aqua vita / tatsukiさん 「美男の達人」(6/20付)
 ・ ゲイ&腐男子のBL読書ブログ / aya-meさん 「『美男の達人』/小林典雅(高峰顕)」(6/21付)
 ・ カラカラリン孤堂 / かりんこさん 「本日の読書「美男の達人」(小林典雅)」(6/21付)
 ・ 水中雑草園 / ゆちゅらぶ♪さん 「シンデレラを見習え!~美男の達人~」(6/22付)
 ・ +synapse∞type-bee+ / ハスイさん 「美男の達人」(6/24付)
 ・ BL偏愛読書録 / まひるさん 「美男の達人」(6/25付)
 ・ BLパンチドランカーとはずがたり (拙ブログです) 「BL読んで おムコにいこう!」(6/27付)
 ・ 四十路のBL読書日記 / アラスカさん 「小林典雅『美男の達人』」(6/28付)
 ・ 現代日本BL文学入門 / ゆきのこさん 「美男の達人 小林典雅」(6/28付)
 ・ たまさんの読書日記 / たまさん 「美男の達人」(6/29付)
 ・ 番茶日記‐‐‐‐‐‐腐女子言行録 / りこさん 「美男の達人」(6/29付)
 ・ さんぽのへなちょこ読書日記 / さんぽさん 「美男の達人 (小林典雅/絵・高峰顕)」(6/30付)
 ・ ぼぉいずびぃあんびしゃす! / mahorobaさん 「美男の達人」(7/3付)
 ・ 日々是BL / あねこさん 「美男の達人/小林典雅」(7/5付)
 ・ Night Fly / 成田智さん 「『美男の達人』小林典雅」(7/6付)
 ・ 雪月花 / 棗さん 「美男の達人:小林典雅」(7/15付)
 ・ 30半ばにしてやおいにハマる / lucindaさん 「美男の達人」(7/16付)
 ・ 桃の楽園 / 桃さん 「美男の達人」(7/20付)
 ・ 0Hz-ゼロヘルツ- / mimuさん 「美男の達人/小林典雅」(7/20付)


★小林典雅さん 販売促進記事 (Special thanks)
 ・ 秋月日記 / 秋月右稀さん 「かしこまり」(7/14付)


                                  ―――各ブログさまに感謝を込めて―――


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