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酔いの廻った俺の耳元でその女は囁いた。
「…リバ、好きでしょう……?」
吐息混じりの声。語尾が微かに揺らいだのは笑いを含んでいるせいだ。甘い体臭に目眩を感じながら俺はうなづく。
「好きです、奥さんっ」
うふふふ…と笑って彼女は或る本を指し示した。
「じゃあ、お薦めはコレよ」



師匠、お薦めありがとうございました! 不肖、黒ニコもご指導いただくばかりなのを心苦しく思い、以来少しずつではありますが新規開拓して参りました。
無論、既に皆さまご存知の人気作家さんも含まれておりますが、閉じた世界でグルグルしていた時期から見たら大変な進歩だと自画自賛している次第であります……。

てなわけで冒頭、色っぽい人妻からお薦めいただいたのは
・ 村上左知 『ルールそのいち 完全版』
受同士が恋に落ち、役割分担の壁を乗り越えていく話(省略し過ぎ…)。なんというか、攻めながらも受けてるような二人のえっちに萌えでございました(ううっ、恥ずかし…)。 続いて近作の
・ 『夜、君の愛を知る』
を購読。この人の描く意地っ張りなメガネ受は結構好みかも、と思う。これで一冊ガッチリ描かれたのが読みたいなー。
まだ2冊しか読んでいないので断言出来ないけれど物凄く上手いとかハデだとか華がある、といったタイプではないと思う(失礼!)。
しかし恋愛時のトキメキと逡巡、ほんのりと甘い萌えを提供してくれ、続けて読んでも胃もたれしない個性はなかなかイイ。癒し系萌え(?)提供作家としてチェックリスト入り決定である。

 [ 追 記 ]
その後、『夜、君の愛を知る』表題作の出会い編が載っているという『木曜日の恋人』も購読。
完全に堕ちました(笑)。
ツンデレなのに誘い受か?(可愛い過ぎてそう見える ← 完全に攻視点/汗)って男子がワサワサ登場し攻がメロメロに可愛がるというお話ばかりなのですが、これが完全にツボに嵌まった感じです。
特に「隣りのあの人」! しょっぱなの“えろ”でモノホン様(受はゲイで攻はノンケだった)をもビビらせるようなプレイをするなんて素敵すぎる!!(一体どんなことを…)
あ、えろの描写は大変ぬるめで少々、なのでそういった期待はしないでくださいね。
私、盛りよくガッチリかぬるめ少々か、好みが極端みたいなんです(汗)。


以下、この夏のニューフェイス(私にとって)を一言ずつ。
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先日、 東京国際レズビアンゲイ映画祭 (LGFF) の私的後夜祭として、
『後悔なんてしない』 (『No Regret』2006/South Korea/114min.)を観てきました。

緑豊かな地にある孤児院で育ったスミンは夢をかなえるために大学進学の志を持っている。
ツテもコネも金も無い彼は取り敢えずの生活のためと資金を作るため上京。昼は工場、夜は代行運転のアルバイトとがむしゃらに働きながら学ぶ生活を始める。
ともすれば勉強がおろそかになりそうな苛酷な労働の日々を送るうち、代行運転の客として或る男と出会う。それが昼間勤めている工場も含めた企業の御曹司・ジェミンであることを知り激しく反発するスミン。
自分への情けさえも不愉快だとして工場から去ってしまうが、学も無く寄る辺とて無い身の彼は―――


ええー!?読んでたあらすじやスチールから想像してたのとは違うー!
さわやか~に始まる身分違いメロドラマかと思ってたんですけど、むしろ じょこうあいし?かにこうせん?みたいな暗くてシリアスな展開。ニュースで見たアチラのお国の事情や状況の一端が伺えるけど、このまんまお話が突っ走っていくのは辛すぎるー(涙)と鳥頭は思っちゃいました。
ラブ方面的には、ジェミンお坊ちゃまがスミンに一目惚れしたことはバレバレ(でも初回の時の誘い方はなかなかイイ)で、スミンもそれは意識してる。あ、同類だ、って感じ取っていると思う。
でも生真面目な性分と自分の意地もあいまって頑固に彼を拒否して職を失い、追い詰められていく。
同情はされたくない、施しを受けたくないって事なんでしょうか。

ゲイ向けのホストバーに身を寄せるスミン。が実態は男娼で、店内で馬鹿騒ぎし、気に入った客と“店外デート”をするというもの。その生活にも馴染み売れっ子になった頃、ジェミンが現れる。スミンに謝りたくて捜し回っていたのだという彼をスミンは冷たくあしらい、二度と顔を出さないように言うのだが―――

ここからがビックリの展開です!
このバーの店内での“はじけたおもてなし”に、儒教のお国でコンナコトやアンナコトの光景を写してもいいのかーっ!?と目を皿のように見開きながら驚いちゃいました!(ハアハア)
ここに来てようやくこの映画が“問題作”といわれる訳が分かったとゆーか……。ギリギリでブツは写らない(写さない)けど、ヤッテルコトは丸分かりでっせ!!
追い撃ちを掛けるように、再登場したお坊ちゃま・ジェミンが今度は積極的にスミンに迫るし。
それでようやくHするんですが……初日に観に行った方からのリポートに、

    客と男娼としての初めてのベッドインに軽くジャブをくらう。

   え?
   ○○さん、……○○っすか?


とあり、その時は「?」だったんだけど(映画を観たら)スッゴクよく分かった!!(ネタバラシしたい/笑)
この辺りお客さんはアッチからコッチに引き摺りまわされた挙句、膝カックンされた心境かも。
だけどそのままにはしておきません、さすが韓流は違います!
畳み掛けるように、引導を渡されたはずのお坊ちゃま・ジェミンが強力なストーカーお坊ちゃまへと変身してしてスミンを追いかけまわし出すんです。
アタック!アタック!またアターック!!と木原さんの『LOOP』を思い出させるストーカーぶり。身も世もなく すがって喚いて、果ては店の“個室”を一室一室捜し回って夜の大捜査作戦まで決行。モチロンお店、大メーワク!で、ボコボコにされちゃいます。
事ここに至ってスミンはようやく自分もジェミンに魅かれていることを認め、恋人関係に突入します。
はあー、全く傍迷惑なカップルです。でもお話はここで終わるわけじゃないんですよ!

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