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BL関連話  2007.09.11

おやかたさま。
今宵もおやかたさまは源五郎をお召しにならぬのですね。
語るべきこと、せねばならぬことが山ほどお有りなのは承知いたしておりますが、わたくしも些か待ちくたびれてまいりました。
今様や童へは向けられるお心遣いが、何故ご本道たる大いなる河へは向かぬのかと悲しゅうなります。わたくしの大望が果たされるにはまだまだ長き年月が必要なのでございましょうか……。


時は遡って1988年――
「ママーン、今やってるT河ドラマに“K坂弾正”って出て来た?」
「あら、観ていないのによく登場人物なんて知ってるわね。ちょっと前から出てきてるわよ」
「おお!で、演じてる俳優は誰!?」
「えーっとね、ホラ、あの背が高い二枚目よ……M上弘明!」
「えーーっ!?下克上かぁ!!(*)」(←嬉しそう)
「まあ、いやね!忠義に篤い家臣よ?侍の子じゃないけど、賢いんで教育受けて取り立てられたくらいだから、そんな事しないわよ、きっと」
「ああ、こっちのことだから気にしないで!それでサァ、二人っきりで陣屋に篭もったりしてない?或いは寝所で酒を注いだりとか……」
「ええー?どうだったかしら……。軍師みたいな存在だからそういうシーンはあったかもしれないけど、お母さんはよく覚えてないわ」
ああ、母よ。貴女は同士ではないのですね。娘の質問のおかしさにお気付きでない!
<* 当時はまだBL用語としての「下克上」は無かったかもしれませんが、話を簡略化するためにあえて使用しております。ご了承ください>

小さい頃は時代劇が大好きだった。歴史の本も小説・伝記問わず読み耽った時期がある。
そんな下地があるのでT河ドラマは毎年必ずチェックする。最後まで観続ける年もあれば途中下車してしまう年もある。この年(88年)は『T田信玄』で、最初のうちこそ観ていたものの肝心の主役(N井貴一)にピンと来ず、観なくなってしまっていた。
観なくなっていたもののやはり気になるのは、“おやかたさま”と“K日源五郎”こと“K坂弾正”の関係をどう描くか?ということ。ドラマがフィクションなのは分かっているけど、恋文まで残っている関係を全く無視するのか関心があったのだ。既に登場していると教えられてまた観始めたが、どうも私の期待する方向に話が進むどころか“匂わすことさえ”してくれない。不満である。
かくして又バイバイ。で、19年後のリベンジとなるわけだが……。
チョロッと出てきただけ!!又か!というより退化してるよ(涙)。

そもそもT河ドラマはN・ほ・Kの看板番組であり、多数派向けに保守的なつくりとなっている。ちょっと変わったこと・実験的なことをすると、うるさ方から総攻撃を受けるのだ(その分、平日の時代劇は結構好き勝手やっていたりする)。戦国大名が次から次へと側室を抱える様は描かれても、お小姓に手を付けるのはたとえその当時の習いであってもタブーらしい。んもー、ケチ!
その代わり(?)“微妙な役どころ”には必ず美形を配してきた。
例えばズバリなM、(えーい、面倒くさい!)森蘭丸なら、古くは、'65『T閤記』K岡孝夫(イヤーン、見てみたーい!)、'73『K盗り物語』N島久之(覚えてねー)、割りと最近なら'96『H吉』M岡昌宏。
或いは大変ビミョ~なY沢吉保の場合、'75『G禄太平記』I坂浩二、'95『8代将軍Y宗』E木孝明、'99『G禄繚乱』M上弘明など。N・ほ・K側のY沢像ってこうなんだ、一貫してるなーと感心する。
I坂浩二さんは他にも、'69『TENと地と』でU杉謙信、'95『8代将軍Y宗』ではM部詮房を演じ、N・ほ・Kにおいてのこの路線はほぼ制覇している(世代のせいか彼が正統派二枚目ってのがピンと来ないけど)。
劇中ではハッキリ描かれなかったものの、意図して配役してるだろ!なのが、'89『K日局』のI葉正勝=K沢寿明(I光=E口洋介)。逆に、「どうもそーゆーコトがあったようだ」としながら(この辺は観ていてビックリ!)配役に考慮しなかったのが、'00『AOI T川三代』、I葉がO方幹太じゃねえ……(I光=O上辰之助、これはこれでアリか?)。

ところで多忙な“おやかたさま”と源五郎はいつ愛を育んだのであろうか?
ドラマで出てくるのは文献に名前が残っている有名どころのみなので、大して側室はいないように見えるが実は2~30名ほどいたとかいないとか。しかも源五郎は子供はいっぱいいた方がイイと、せっせと“おなご”をオススメしていたとかいないとか。ホントかよ!?(子供は駒として有効という非常に政治的な思惑がある)
しかし子供を産む異性はよくても同性は許せなかったようだ。前述した恋文は「確かに男の子に言い寄ったけど結局手は付けなかったよ。(男は)お前だけだよ」っつーBLだったら読者が「そんな言い訳とおるかぁーー!!」と絶叫しそうなもの。しかも手を付けなかった(付けられなかった)理由っていうのが相手が腹を壊していたから……サイテーです、おやかたさま。
そんなおやかたさまでも源五郎にとっては最愛のひとだったのか、“恋文”は大事に大事にされて現代まで残った(ホンモノ?)。そこのところをドラマの製作者は“もうちょっと”汲んでくれてもいいんじゃないのかしら?
ええ、私はしつこく待ちますとも!彼らの“交際”が描かれる日を。
なんだったらタイトルロールでもいいんですよ!?
  20○○年 N・ほ・K T河ドラマ 『K坂弾正』 乞うご期待!!
……これもまた見果てぬ夢か……。


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