2017.07 «  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 2017.09

スポンサー広告  --.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
BL関連話  2007.09.14

若き日は遠い過去となった男が久々の同窓会に出席するか否か迷う、かつて付き合った相手が出席すると聞いて。或いは。かつては馴染んで店に通いつめたこともあった、そのお目当てが店に復帰するという。なんで今更、と思いつつ会いたい気持ちがなくもない、戸惑い揺れる心……。はたまた…いや、もうこんな下手な例え話を幾らしても結局ピタリと来ないし、人によって思いは違うでしょう。何の話かといえば大昔のJUNE作品の復刊のことです。

日本文芸社・KAREN文庫より
◆ 9月21日 発売
   『銀の鎮魂歌(レクイエム)』 吉原理恵子 (ill.小島文美)
   『愚者 ~ザ・フール~ 』 秋月こお (ill.東里桐子)
◆ 10月23日 発売
   『テイク・ラブ』 野村史子 (ill.魔木子)

現在、新刊情報として挙げられているのはこの三冊。
このうち『銀の鎮魂歌』と『テイク・ラブ』は以前、角川書店から文庫本で出ていたのでリアルタイムにJUNEで読んでいなくとも既読、或いはご存知の方は結構いらっしゃると思う。事実ブログ上で、「私の青春の思い出!絶対買います!読みます!」派と「美しい思い出にしておきたいので書店で眺めるだけ。読まない」派、双方をお見かけしている。未読の方は現在のBLとは違うものと覚悟の上で読んでみて欲しい(下線:BLでは禁じ手となっているワザが炸裂してます)。
特に『テイク・ラブ』は学生運動とその挫折を知らない人にとっては何がそんなに苦しいのかサッパリ分からないのではないかしらん。私だって“その世代”ではないけれど、育つ過程では残り香が漂っていたのでなんとなく雰囲気は承知している。それでも「よーわからん」のだから、全く知らない世代のお嬢様方はどう感じるのか?是非、感想が聞いてみたい。

ビックリさせられたのが秋月さんの『愚者』。これってもしや『ラストゾーン』のことでは?
『ラストゾーン』は「小説June」に掲載された他には、「June全集」に収録されただけ(多分)で単体の本になるのは初めてなのではないかしら。ただしコミックとしては全3巻で出版されている。
まんが化したのは中田雅喜(なかた あき)さんで、殺伐とした雰囲気やえろは流石に上手かったが戦闘シーンや“物語の背景”が描ききれていない感を否めず、作品としては不成功だったと思う。当時の読者だった私は「それより“剣と翔平”シリーズを描いてくれ」と思ったものだ(そういえばこのシリーズってどうなったんだ?)。
もし間違っていたらゴメンナサイだが、本当に「ラストゾーン」だとすると、かわいゆみこさんの「Mikado」並みの激痛作品なので、こちらも初読みの方は覚悟なさってくださいね(にっこり)。

新規参入の会社は手持ちの駒が無いので過去の作品を掘り出してくるのだろうけど、何を選ぶかというところで編集者のセンスが問われる。今回のラインナップについて言えば、「手垢の付いた感じ」がしてしまう。それとも「大人の事情」?
例えば小Jつながりなら『ラストゾーン』同様、単行本になっていない原田千尋『君が人生の時』はどうでしょう?びみょーに地味?O崎やH省の色が濃すぎてイマドキじゃない?……売りにくいか☆(ウレウレなら英田サキさんの作品が欲しいだろうけど同人誌に収録されちゃった)。

ところで「KAREN」って何?と思ったら「花恋」だった。
こういうラインナップを組む会社ってどんな所?と、たどり着いたサイトのトップページのセンスが……(或る意味スゴイ)。



管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。