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BL関連話  2007.10.16

TVから「合体したい!」という思わせぶりなCMナレーション(パチンコの台らしい)が聞こえてくるたび、我が相棒は律儀に返答しています。どうしようもなく「オヤジ」、です。

オヤジといえばちょっと前の話になりますが、大量の休日仕様オヤジをおがむ機会がありました。中学の同窓会があったのです。
すなわち、右を向いても左を向いても同い年の男女のハズ。なのにどうしてこんなにも保存状態が違うのでしょうか!?女子はまだいいんですよ、日頃から経年劣化を防ごうと成果はどうあれ対策を講じてますから。中にはもう諦めてしまって普段は“ヒド過ぎ”(俺だ…)の人もいるんでしょうが、ハレの場となれば気合の入った顔になりますしね。
問題はやはりオヤジ、いえ男子たちです。
日頃BLを読みながら「きゃー、このオヤジCPいいわぁ!」とか「くたびれたオヤジ受こそ我がご馳走」なんてほざいていても、リアルにおけるこの破壊力ったら!(泣) あの場で妄想たくましくできるというのは余程の“猛者”ではありますまいか。少なくとも未熟な私には無理でした。ま、旧交を温めるのに忙しかった、というのもありましたが。
さて同窓会に参加するにあたり、密かに期することがありました。それは、「身近なところで同士の友を見つけたい」ということ。
身近といっても頻繁に会えるわけではないでしょうが、たまに会って存分にBLの話が出来たらどんなにいいでしょう!J庭で一度体験した同士とのおしゃべりはそれくらい楽しかったのです。
しかし問題はどうやって同士を探せばいいのか?
まさかいきなり「アナタBL好きですか?」とは聞けませんよね(苦笑)。
一番ブナンなのはやはり“まんが方面から攻める”ことか、と二つのキーワードを考え付く。
「よしながふみって知ってる?(読んだ?)」
「私の最近の注目株&お気に入りはオノ・ナツメ」
この誘い水にピンと来る人は来るし、来ない人には普通のまんが家かしらとしか思わないでしょう多分。果たして成果は!?

駄目でした(がっくり)。そもそもキーワードにすら、たどり着かなかった。
同窓会をナメていました。大勢の人間が酒も入って懐かしさに興奮し男女問わず見知った人間を捉まえてはしっちゃかめっちゃか喋り倒す。時には全くの別人になってしまったコトに驚いて年月の残酷さに思いを馳せる。意外な人の意外な現在について報告しあう。更にはお互いの会話に首を突っ込みあうのでユルい読書歴の披露なんて全然出来ないのです。
一人、もしや彼女も?と、あたりをつけていた友人とは「最近は何を読んだ?」までこぎつけたのですが、彼女が「デスノ!!」と叫び「エルが死んだところで私のデスノは終わったの!」と熱く語りだしたところで他者の登場により中断。すっごく灰色な感触だけが残った……。

そんな私がちょこちょことあちらこちらを読み返している本があります。既に方々のブログ様で取り上げられている
『よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり』 (太田出版)
が、ソレです。
いやもう読んでいてアチコチでがくがく頷くもんだからムチウチになるかと思ったぜ(これは嘘)。そのうえ私にはよく分からなくて、しかし大変興味深かった“少し下の世代”の方たちのまんが歴や志向(嗜好?指向?思考?)といったものも窺えて物凄く面白かった(これは本当)。やおいやBLへの入門がまず同人ありき、というのでは世代の隔絶があって当然だなーと。いい悪いではなく、入ってくる時に見た看板が違うのだから想定しているものが違っていて当たり前なのだと納得できたわけです。そしてよしながさんが同世代の中では変わったまんが読書歴を持つがゆえに両世代の架け橋たらん、としていることもよく分かりました。ここ数年の彼女の仕事の仕方には非常に戦略的なものを感じていたのでこの点でも大納得でした。
それにしてもこの本を基に、色々な世代の方とお喋りしたい、というかお聞きしたいものだと強く思ってしまいました。もちろん日頃からあちこちのブログ様の記事を拝読していて、「なるほど!」と感心したり「えっ、そういう見方もあったのかー!」と虚をつかれたりはしょっちゅうなのですが、同時に「そこんとこ、もうちょっと詳しく~」と身悶えることも多いものですから(鳥頭でごめんなさい/涙)。
萌え語りももちろん楽しくてたまらないのですが、まんがやBLの来た道行く道をもっと語れる場があればいいのに、とも考えてしまいます。こんな事を考えてるのって少数派中の少数派?

そうそう、肝心のよしながさんの対談相手(敬称略)も
「やまだないと、福田里香、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都」
とすっごく豪華なのです!
まんがを長い間読み続け、まんがへの深い深い愛と共に鋭い洞察力を持った女性たちによる“まんがについての対談”が、まんが好きにとって面白くないわけがないではないですか!?
あれ?面白いの面白くないの、どっち? 面白いの!!)
読んだ方とお話できる機会があればいいなあ、と夢見るワンコ私なのでした。



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