2017.09 «  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 2017.11

スポンサー広告  --.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ヲタ話よもやま  2008.01.15

各地のニュースを見ながら、いつか
「以前は1月15日が成人の日だったんだよ」
「ウソだー(笑)」
なんて会話が生まれるようになるのだろうかと想像する。それとも既に“そう”なのだろうか? うーん、そうなのかもしれない。 なにしろ今の元号になって、もう20年!そんな日が来るなんて昔は想像も出来なかったからね。 まして、世紀も元号もまたがってまだオタクをやっていようとは!「信ジラレナーイ」とはこの事じゃなかろうか。

そういえば、日常で「昔の常識は今の非常識」になってしまった事が幾つかあるけど、オタクの世界も同じだよな、と思い出した事がある。 以下は知らない人には「いつの時代?」と笑われ、知っていた人は「あぁ~、そんな時代があったっけ!」と懐かしく(恥ずかしく)思い出すであろうアレコレです。

例えば出戻り時に、知らなかった用語のうちBL関連で新しく生まれた言葉は感覚的に理解したような気がする(“属性”とか“○○攻”や“△△受”、ツンデレなど)が、戸惑い悩み、電脳散歩に散歩を重ねた末、ようやく分かった言葉もあった。それが“オンリーイベント”。
何でそんなに悩んだかと言うと、昔むかーしのカビが生えてるどころか風化しかかった記憶に縛られて、言葉の概念そのものが変わってしまった事に気が付かなかったから。年寄りは頭が固くなっていて切替が遅いのですじゃ、ゴホゴホ。
そもそも私がアニヲタとして生息していたのはビデオデッキがまだまだ珍しかった頃(ベータとVHSが戦闘を始めた頃ですね)。当然、大変高価な機械がおうちにあるのはホンの一握りの方たちだけ。今のように“好きな作品を好きな時に観られる”なんて夢のまた夢だったのです。
ではアニヲタたちはどうやって飢えをしのいでいたのか?
ファンクラブを主宰するなど実行力のある方たちが、プロダクションや版権を持つ会社側からフィルムを借り、「上映会」を開いていたのです。これが当時の“イベント”。見逃すと次はいつ観られるか分からないとあって、皆必死で都合をつけたものでした。 「同人誌展示即売会」は、まだコミケことコミックマーケット、一つだったと記憶しています。
かくして、「“オンリー”とは元ネタが同一の二次創作の“イベント”らしい、でもどうやって“上映”すんの?」……ええ、ボケ老人決定です(もちろん、今では同人誌即売会だと分かってます)。

ちなみに、コミケの会場はまだ蒲田の公共施設でした。
会場の場所が分からなかったので最初に行った時の往路のみバスに乗り、あとはテクテク歩きました。子供だったのでお小遣いで遣り繰りするしかなく、大事な軍資金は百円でも無駄に出来なかったのです。
現在の“やおい”と類似した本も存在していましたが、C翼前期だったので該当する言葉が無く、どのような内容でも“パロディ”と呼んでいたとの記憶があります。“男同士”に嫌悪する人もいたので、売り子さんがいちいち「男同士のシーンがありますが大丈夫ですか?」と確認を取るか、注意書きを掲示していました。
まもなく会場も変わり、私はここで足抜けしてしまいます。場所は梶が谷でしたがこれまた“金ツマ”前のあの沿線は開拓真っ最中で、駅から降り立った私は造成中の荒涼とした風景に呆然とし「本当にココ?」と怯えたことを覚えています。

コミケ関連でもう一つ驚いたのが、現在のあの分厚いカタログ。
あんな厚さが必要なほど巨大化していることを知らず、オタク研究の本かと思っていました(マジ)。毎年、新版が出るほどオタク業界はにぎわっているのかと。ま、当たらずとも遠からずってトコでしょうか。

BL読みとしては出戻ったけど、アニヲタとしてはすっかり足を洗ってしまった感があります(全然観ないわけではありませんが)。
あの後、皆がビデオを持つようになりレーザーディスクが出、DVD隆盛になり、今は更に次世代に移行しようという時代。こうした機器の発達と普及がアニヲタの変容と増加に与えた影響は計り知れないのだろうなー。かつて馴染んだ世界は遥か彼方に行ってしまったみたいです。ちょっと寂しい気もするけど今はスローな紙媒体がありがたい。目は大切にしなくっちゃ、としみじみ思う年長組なのでした。


 <この記事は私の記憶を基にしていますので事実と相違する部分もあるかもしれません。
  何かお気付きの点がありましたら、コメントくださるかメールフォームにてご指摘いただける
  と大変ありがたいです。確認次第、順次訂正させていただきます>



管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。