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   東京国際レズビアンゲイ映画祭 (LGFF)   7/20(日) 於:青山スパイラルホール

『誓いのKiss?』 (『Kiss the Bride?』2007/USA)
―――元カレから結婚式の招待状。祝福できないアナタは必見!
サンフランシスコでゲイ雑誌の編集者をしているマットには、実は忘れられない人がいる。高校時代の元カレ、ライアンだ。そのライアンから結婚式の招待状が!どうして女と結婚なんて!?いてもたってもいられずマットはライアンを「結婚という恐るべき罠」から救い出そうと故郷に向かう。まずはライアンの婚約者アレックスに近づき、なんとか結婚を破談にしようと画策するが…。新婦・アレックスを演じているのはなんと『ビバリーヒルズ青春白書』のトリ・スペリング!(プログラムより抜粋)


名作と名高い『ラターデイズ』(『Latter Days』)と同一監督作とかで、ナンシー☆チロさんからプッシュがあった作品。シリアスだった前作から一転、笑いに満ちたラブコメでした!
映画は賑わうサンフランシスコの街から始まる。昼間の風景、性別や性的指向とは関係なくごく当たり前に過ごす日常が写されていく。もちろん人々の中には大勢のゲイの皆さんが溶け込んでるわけだ。
やがてスタイリッシュな雰囲気かつ活気溢れるゲイ雑誌編集部内に場面は移り主人公マットの登場となる。ここで彼我の地との違いにカルチャーショック☆ 編集“長”でもないのに専任のアシスタントが一人付き個室でのお仕事なのよー。BLだったらここで“大盛り上がり”なんだけど、そんなことにはなりません!(笑)アシスタントも女性(ビアン)だし。
彼らが交わす仕事の話から、現在ゲイの間では同性婚がムーブメントとなっていることが伺える。マットの雑誌でも特集が組まれ、取材して!との結婚式の招待状が山を成す。その中になんと、高校時代の元カレ――忘れられない“初めてのひと”からの女性との結婚式招待状が!!
仕事や現在のカレとのゴタゴタも置いて郷里に駆けつけるマット。
ここから舞台は、自由な雰囲気溢れる都会・サンフランシスコより典型的なアメリカの“スモールタウン”へと移る。はっきり言って保守的価値観が色濃いさまがアリアリ。
マットとアレックスの出会い、元カレ・ライアンやその他の旧友との再会と、つたなく愛し合ったかつての日々の回想を手際よく織り交ぜながら面白く描いて(グッジョブ!)映画は進んでいくのだが。
ここで問題となってくるのは新婦になるアレックスのこと。この彼女、一見ちょっとネジが外れている風なのだが、話が進むうちに実はとても奥の深い魅力的な人柄であることが分かってくる。再会して想いが再燃したマットすら彼女を傷つけることを恐れてしまう。ましてプロポーズまでしたライアンにとっては尚のこと!しかし再会したマットに対しても心が揺らぐ……。
果たして結末は、この3人はどうする、どうなる!?

ラストにええぇーーーっ!?となった。こう来たか!って感じ。
上映後、(わざわざ来日してくれた)監督と主演の二人が質疑応答に答えてくれた。
今、アメリカでは同性婚についての論議が盛り上がっているのだと言う。それについての賛否は色々あろうが監督は「結婚とは(異性間、同性間を問わず)周囲に認知されてこそ、されなくては」との考えがあり、それをもとにこの映画を製作したそうだ。
主演の二人はストレート(異性愛者)だが、“いわゆるゲイ”を演じることはやめて欲しいと最初に伝えたという。二人も特異な性格設定などは行なわず、強いて言えば「脱ぎまくるので身体は鍛えた」とライアン役の俳優さんがジョークたっぷりに答えていた(脱ぐのは主に上半身ですよ!)。
マイタイプではないんだがこの二人がカッコイイのよぉーー!!
会場の期待に応えて、見つめあったりなどサービス精神も満点!会場は嬌声に満ち、シャッター音がアチコチで響き(私の両サイドからも!/笑)と大変な盛況となりました。
このプログラム、面白かったし、興味深い話も聞けて(今回の質疑応答は濃かったね)本当に良い締めだったわ!!またまたチロさんに大感謝!の三日間でございました。

 ~~運営について~~
・ 新宿バルト9
こちらはオッシャレーな落ち着いた雰囲気の映画館。
LGFFのスタッフもいるのだが従業員+αといった感じなので、ロビーの雰囲気は通常の映画と余り変わらない。初参加の人にとっては敷居が低くなった感じなのかな。
・ 青山スパイラルホール
従来からの会場。通常はホールとして使われる場所なので座席を組んでの使用となる。映画館に比べると少々見づらいかも。また締め切ると冷房が効き過ぎて寒くなるので羽織りものは必携。
慣れていないと色々と煩雑に感じるかもしれないが、会場ロビー内に設けられた各ブースや観客の皆さんが一体となって醸し出すお祭り気分は一度味わうと病み付きになる。
またボランティアスタッフの皆さんの対応が素晴らしく、大変よく出来た学園祭を体験しているよう。逆に言えばそういうことが煩わしい人には不向きなのでオススメしない。
・ 入場について
前売りチケットなどを持っていても、当日に入場順のナンバリングを行なうのでご注意されたい。



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