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「 トンキワ会 」 ――― それはこの世のどこかにあるという幻の秘密結社……なんて大層なものではなくて、<トンチキ・キワモノ愛好会>の略称です。
会の意義は、BL作品における素敵なトンチキ・キワモノ本を見つけ出し、みんなと楽しみを分かち合うことにあります。 ブログ管理人なら “自分のブログで発表し、良質のトンキワ本の発掘と普及に努めることが使命です”(“ ”内、会長発言より)。
今日もどこかでトンキワ会は地道な活動を続けている、はずです……。

    ~~ 四月某日 ~~  於 : トンキワ会事務局
書類や原稿、書籍に取り囲まれているA会長。いつにも増して忙しそうである。
A「あー、忙しい忙しい! 一体 Kくんはいつまで休む気なんだ!?まったくもう!」
K「…あのう、来てます……
A「ひっ! い、いつの間に…!?」
K「朝から いました……」
A「全然気付かなかった…(ボーゼン)。 挨拶くらい ちゃんとしなさい! それで、体調もおうちの方も大丈夫なのかい?」
K「はあ、まあ、大丈夫といえば大丈夫、かなあ…」
A「うう、相変わらず煮え切らない返事か!大方休んでいるうちに怠けグセがついて、出てきにくくなったんだろう。 まあいい、出てきたからにはキリキリ働いてもらうよ」
K「はあーい……
A「途端に元気が無くなるのかい! んっ?本当に顔色が悪いな。具合がまだ良くないなら…」
K「いえ、違うんです。昨日読んだ本がキョーレツ過ぎて今日になってもまだゾワゾワするんです~」
A「おっ、キワモノかい? で、当たりかハズレ、どっちだった?」
K「分かりません~。思い出すのもイヤなんですぅ~(涙目)。 せっかく新也作品で床上げに弾みをつけたのに楽しい気分が台無しですぅ~」
A「いいトシしてその甘えた喋り方は止めなさい。 おっ、そうか、君もついに新也美樹さんに手を出したのか。で、何を読んだのかね?」
K「えっと最初が『最強親分』で割りと面白いなあと思って次にネット注文の数合わせにリアル書店では買えないっ!て思った『恋人はマグナム!!』が凄く面白くてコリャいいや!と思って『嫁に来ないか』『嫁に来ないか ~呉服屋の嫁~』読んで新刊の『うちのダーリン英国紳士。』読んで好きだなあと思ったのは『マグナム』と『嫁に~』ですう」
A「ハアーッ…その要領得ない喋り方をしばらくぶりに聞くとやっぱり堪えるな」
K「はい?」
A「うん、『嫁に来ないか』は私も好きだよ。面白い。スピーディな展開もこの作品では勢いとなって素っ頓狂なストーリーを一気に読ませるからねえ。 ま、一番の勝因は“攻嫁”という着想だがね。 その点でいうと、『恋人はマグナム!!』は未読なんだが“持ち物”が巨大ってのは定番だろ?新也さんのツッコミ芸は面白いが、キャラの言動だけで笑わせられるものなのかい?」
K「その点はご心配なく。“持ち物”が巨大なのは受の方なんです」
A「なんだって?じゃあ攻は租チ…なのか」
K「いえ、さすがにソコまで突っ走ってくれてはいないんですよ~。残念ですケドぉ」
A「ざ、残念?」
K「攻はやっぱり大きくないとダメなんでしょうかねえ。 『マグナム』の攻もデカさには自信があったのに受の“桁外れの大きさ”にすっかりビビって自信喪失で、かといって受けるだけの度量も無いことに気がついて自分の器の小ささを思い知るんですよー。ウプププ、あー楽しい!」
A「君、攻が打たれる話になると本当に楽しそうだな。そんなに嬉しいのかい?」
K「えっ、私そんなお話が好きなんですか?」
A「気が付いてなかったのか!? もっと言えば、何だかんだ言って君は結構 偏食が激しいぞ」
K「知りませんでしたあ。そっかあ確かに攻が虐げられていると楽しいかも」
A「それから健気受が嫌いだよね? 『ケッ!いい子ぶりやがって』とよく毒づいているじゃないか」
K「ええっ、そんなことないですよ!そもそもそんなムカツキそうなお話は読みません~」
A「オヤジ受だと思い込んで購入した本が、オヤジ攻だと分かった途端、テンションだだ下がりで積読山脈行きになったとか」
K「それは否定しませんけど……。でも紛らわしいタイトルだったんですよ~。期待してただけに物凄く裏切られた気分になっちゃったんですぅ!」
A「“アラブ”や“花嫁”ってワードにも手を出さないし」
K「ううう~」
A「他にスプラッタとかホラーも駄目だよね?」
K「ああっ!!」
A「どうした?」
K「どうしてくれるんですか!思い出しちゃったじゃないですかー!!」
A「何を?」
K「昨日読んだ本ですぅ(涙目)」
A「(ため息)一体どんな本だったんだ?思い出しついでに言っちゃいなさい」
K「一応、SF・BLになるのかな?<ありとあらゆる触手が云々…>て前宣伝だったんで、こりゃきっとトンチキ触手ものだと踏んでウォーミングアップにいいかと思ったんですけどぉ…」
A「ふむふむ、トンチキではなくキワモノだったと」
K「単にキワモノだったらいいんですよ。でも触手の前に受に襲い掛かるのが…うっ」
A「なんだい、モッタイつけるねえ」
K「私、茶の間で“鮫映画”見ててマジに驚いちゃって声を上げちゃったヒトなんですよ。“人造人間”終盤の追いかけっこは怖くて怖くてチビリそうになるし……。ましてや“異星人”なんて絶対にゼッタイに駄目!!」
A「いくらなんでもそりゃビビり過ぎだろう! それにBLとどう繋がるのか意味が分からん」
K「モンスターパニックなんですよ!あの本は私にとって気持ち悪いを通り越してるんです!“怖い”に匹敵するんです!! ああ、あんなものにあんな襲われ方したくなーーい!!!うわーーん!」
A「うわーん て、君 子供じゃないんだから。フィクションなんだから」
K「えーんえんえん、不気味すぎるよう、こわいよう」
A「あーはいはい、今日はもう帰っていいから。作品のレポートは後日提出しなさい」
K「ええっ!無理ですよう」
A「なんだと?まさか感想は『こわいよう』で作品評価は『不気味』で済ますつもりじゃないだろうね? 第一、作品の内容が全然分からんじゃないか。そんなモンは受け付けないよ、いいね!?」
K「そんなあ」
A「言っとくけど、SくんやSさん、Hさん、Yさんに助けを求めても駄目だぞ!」
K「オニや、わての目の前にトンキワの鬼がいてる~」
A「エセ関西弁は止めなさい!」
K「しくしく…」
A「泣いても駄目! それから退会も認めないからな!! 死ぬ気で書け」
K「いっそ倒れてしまいたい……(涙)」


  【 この記事はフィクションです。 実在する人物および団体等とはいっさい関係ございません 】



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