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BL関連話  2009.06.10

恥ずかしながら告白すると、私は大変な怖がりである。要は“怖い話”がダメなのだ。
怪談もダメ、お化け屋敷もダメ、ホラー映画なんて とんでもない! サスペンス映画でさえ追い詰められるような場面が怖くて堪らず、悲鳴を上げそうになる。情けない。
そんな訳でホラー小説もダメだ。
昔々、友人から「この人の本は面白いよ」と教えられたS・Kングも、恐怖小説の名手との評判に怖気づいて読んでいない(『Sたんばいみー』のみ読んだ)。
何度か、スッゴク面白そう、読みたい気もする…と迷うことはあった。 彼の作品が原作の映画もそうだ。 TVコマーシャルとして流された数秒のシーンに惹きつけられた。
例えば、壁の破れ目から小汚いオッサンが危ない目つきで覗いている光景は(怖いよー)と思いながらもゾクゾクする“何か”を感じた。 また、冴えない感じのオバサンが笑顔から一転、豹変して斧を振りかざすシーンも何だか分からないけどゾワッとして気になって仕方がなかった。そのオバサンが、大好きな作品の気に入らないラストを書き換えさせたいファンと知って余計 興味が募った。作家は書き換えたのだろうか?それとも……。
結局、斧を振りかざすシーンの恐ろしさに負けて映画も観ていないし小説も読んでない。 こうして思い出すだけでも充分過ぎるくらいにコワイんだもん。無理です(涙目)。

そこまで行かなくとも洋の東西を問わずファン心理って勝手なものだなあ、とは思う。
私にしてもそうだ。 ある作家さんに対して、昔のこういう系統の作品が好きだから また そういうものを書いて欲しい、と つい願ってしまう。彼女は現在違うところに興味がいっているというのに。
或いは、中断されたままのシリーズや続編を早く書いてくれ!今やってる仕事よりもソッチが読みたいんじゃっ!と叫んでみたり(これは しょっちゅう やっている気が…/汗)。 作家さんにだって色々ご都合やら何やらがあるだろう。
まあ、心中密かに願っていたり片隅で呟いているくらいなら何処にも大して迷惑にはならないハズ、と高をくくっている。 せいぜいファンレターでちらりと触れてみたり出版社へリクエストしたり、といったくらいもOKだろうと思う、再販や新しい作品のことならば。
但し、くれぐれも圧力とならないようにしなければ、と自戒を込めて思う。
前述した斧のオバサンの話は、作家が体感したことにインスピレーションを得て何十倍にも膨らませて作り出したらしい。彼は恐怖小説の作家だから思いついた話が怖いものでも良かったけど、BLで恐怖体験なんて私は したくないよ!
あ、違うか!? 変に気に病んで執筆できなくなることが一番の問題か。
もっとも「いやいや、ストーカーなどに置き換えて話を膨らませますから」と、貪欲に創作へと結び付けられるのが作家というものなのかもしれないけど。
が、そうした“作家の業”に甘えて読者の要求が際限なくなってもいいのだろうか。時には(事によっては)諦めを受け入れることも有りなのではないか。
欲望に人一倍踊らされているアンタに言われたくないよ、と冷笑されそうだけど(爆)。



[蛇足]
根本的な問題点は目先の利益を追うことに汲々としている出版社にある。
昨今の出版業界の厳しさ。更にBLを扱っている出版社の多くが弱小で、自転車操業にならざるを得ない状況。こういった“長期の事業計画を立てられない業界の体質”が、純粋に読者に向けたサービスと言い切れない 目的が鵺と化した小冊子商法を生み出したといえる(*)。
では、これに対して読者がどういうリアクションを取るか、作家がどういうスタンスで臨むか、については各人の決めることで他人があれこれ言うことではない。言うことではないが「誰もが納得できる解決策は無い」事態となったことの問題点その二こそ、まさしく“作家がどういうスタンスで臨むか”がグラついたことにある。アンケートを取るという行為こそが問題を浮上させたのだ。
が、この点について作家を責めるのは行き過ぎである。創作者に作品世界以外で想像力を働かせろというのはチカラの無駄遣いと考えるからだ(極論すれば実生活においては最低限の常識と法を遵守すればいい)。
繰り返すが「誰もが納得できる解決策は無い」。
であるからこそ、どのような結論が出ても“その内容”自体に私は頓着しない。
私が興味を持っているのはその結論についての作家さんの談話です。つまり作家さんが何を考え結論を下したか、にあります。
そして、それが納得出来ようと出来まいと“作品自体の評価は別個”のものである、と考えています。


* そもそも出版という業態そのものが“長期の事業計画を立て”にくい とも言えるのですが、BL業界は事業計画どころか将来への展望が無さ過ぎです。

★ この[蛇足]について、「意味が分からん」という方は脳内スルーさせて一向に構わないと存じます。それは これが価値判断の個人差が非常に大きいテーマで、興味の無い方を煩わせることではないと考えるからです。 ただ、お目汚しとなってしまった事が心苦しいです。 申し訳ありませんでした。



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