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   東京国際レズビアンゲイ映画祭 (The 18th LGFF)   7/12(日) 於:新宿バルト9

『シェフズ・スペシャル』 ( 『Fuera de carta』 2008/Spain)
―――ビジネスの成功だけが、人生の目的だった  もしかしたら、それは違うのかもしれない
マドリードのおしゃれな地区で、有名なオーナーシェフとしてレストランを経営するマキシ。ビジネスは順調、友人にも恵まれ気ままな独身生活を送る彼のたった一つの願いは、ミシュランガイドで星を取ること。そんな彼の生活が、ある日を境に180度変わってしまう。離婚した妻が入院してしまい、2人の子供を引き取る事に!子供たちの出現は、マキシの友人達まで巻き込んで、毎日がまるでジェットコースター!そんな時、隣りの部屋にイケメンの元サッカー選手オラシオが引っ越しを。マキシのおいしい食事を味わったオラシオは、マキシにもうメロメロ。子供たち、オラシオ、友人たちとのハチャメチャな毎日を送りながら、マキシは何かが自分の中で変わってきたのを感じ始める…。(プログラムより抜粋)

はーい、今年もスペインのクマ系コメディを観て来ました!
昨年もそうでしたが、クマ系映画は客席もクマ率が高い。 その所為か凍えるほど寒いスパイラルで観た方が良かったかも、と思わせる熱気が場内に満ちていました。
そして、なんと上映前にはスペインのセルバンテス文化センター東京の方がご挨拶。
「スペインは同性婚も出来ますので是非結婚しにいらしてくださ~い。 スペイン人の恋人が出来たらウチ(国営の語学校有り)にスペイン語を習いに来てくださ~い」と広報活動をなさっていかれました。
ええっ、カトリックのお国で同性婚が出来るの!? 全然知りませんでした。
ちょっとぐぐってみたら2005年に法律が成立。 しかも08年の調査でも国民の7割が支持ってホント?それだけLOVEが大事ってお国柄なのか、と思ったら某所で「フランコ独裁政権時代の反動ではないか」という解釈を読んで、なるほどと。 守旧派になりがちな年齢層も支持しなければこの数字は有り得ないもんね。 抑圧・弾圧の苦しみをよく知っていてこその許容、容認。 甘やかしとは違うこうした寛容度を見習いたいものです。
閑話休題。

さて、肝心の作品ですが、テーマや内容よりも登場人物のハイテンションパッショネイトな日常に“お腹いっぱい”となるものでした。 私の感覚では“全身全霊で相手に対し叫び訴えてるとしか思えないテンション”でのコミュニケーションが日常茶飯事なんだもん。 会話で過労死しそう。
考えてみたら昨年観たスペイン作品もテンション高かったっけ。 コメディということで割り引いてみても“基礎値が高い”んだろうなあ。
コメディとしても濃度が高かったのだが、要素がちょっと多くて言葉足らずな部分が気になった(子供たちの事とか)。 字幕ものの宿命で、原語が解れば理解できたのだろうか? 残念。
嬉しかったのはマキシの相手役・元サッカー選手のオラシオがLeoさま似のイケメンだったこと!
常日頃 “業界の方たち”の言う「いいオトコ」と、ヘテロの私が言う「いいオトコ」とは同じ単語が指しているとは思えぬ大きな食い違いがあったが、本作では珍しく一致を見た!! ボディもGood!(笑)


『分断の街で』 ( 『City of Borders』 2009/USA)
―――民族・宗教・差別の壁を越え、自分らしさを求める5人の姿
エルサレムにある「シュシャン」という名のゲイバー。エルサレム初のゲイの市協議会議員サアル・ナタネルが開いたこの店に、人々は宗教、民族、差別の壁を越えて、自分が自分らしくあることを求めて、集い合う。命がけで西岸から壁を越えやってくるパレスチナ人のブーディ。かつてイスラエルの兵士であり、ゲイプライドパレードの最中に同胞のユダヤ人に刺されたアダム。ユダヤ人とアラブ人のレズビアン・カップルであるサミラとラヴィト。異なる世界に生きる人々が、お互いを認めあえる場を…。そんなナタネルの思いの結晶であるこの店が与える影響は、やがて店の外にも広がっていく。宗教や文化が複雑に絡み合う街を舞台に、人間の尊厳尊厳とは何か、人々を分断する壁とは何かを問う傑作ドキュメンタリー。(プログラムより抜粋)

宗教が絡むとかえって人間は不寛容になるのか!?
昨年も鬱々とさせられたこのテーマ、更に民族問題も加わって複雑な様相を呈すドキュメンタリー。
自分の生まれ育った国の、無宗教だか多宗教(?)だか分からないエエ加減な国民性に思わず感謝を覚えてしまう始末だ(全く問題無しとは言わないが)。
ラスト近くで「シュシャン」は諸事情から閉店となり、フォーカスされた人たちもそれぞれ所を替えたりしていく。 問題は残されたままだが自分なりに前進しようとする人々は たくましい。
幸あれ、と祈るばかりだ。



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