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BL関連話  2009.09.09

先日、誤ってコーヒー(しかもミルク入り)をぶっかけ、“ぬかるませてしまった”『春の泥』。
こりゃあ腐る(文字通りの意味での!)前に読まないと駄目だわと、一読した。

この本、実は購入リスト作成の段階でタイトルえっらい気に入り、内容も確認せずに買ってしまったのだ、“水原とほる作品”だというのに!(私は水原さんの暴力描写がコワイのである)
なので帰宅後、本の荷解きをしていて ようやく「近親モノ」であることに気が付いた。
近親モノは嫌いじゃないが、“今の気分”ではない。 では積読か、と考えた正にその時、事故は起きたわけです。 で、冒頭の如くしぶしぶ読むことに。

あー、やっぱり気乗りせずに本を読んでは駄目ですな。
近親モノであるのに加えて、私が勝手にタイトルから想像していた作品世界とは違うものだったのが尾を引いてか、モヤモヤした感じが残って感想の言葉が出て来なーい(いや、そのモヤモヤが感想だという言もありましょうが)。
そうは言っても(私のイメージとは違いますが)、『春の泥』というタイトル通りの作品ではあるんですよ。 端的に作品を表現しているという点では間違いなく良いタイトルだと思いました。

そんなこともあって気が付いたのですが、考えてみたら昔から私は“名前”に弱かった!(権威としての名前ではなく) それは作品のタイトル然り、人の名前然り。
当然、往々にしてヤリ過ぎだったり(笑)、型通りだったりのネーミングが見受けられるBLでは、気に入ったタイトルを見つけるとそれだけで引き寄せられてしまう。 “タイトル買い”とでも言いましょうか。
たとえば 『蜉蝣の庭』(五百香ノエル)。
この本に出合わなければ、いつまでもお名前のファンシーさに尻込みして、五百香さんの本に手を出さなかったかもしれない。 情報収集なんて考えもしなかった頃ですから。
木原音瀬さんも、一般的な名字に少々ひねった名前という組み合わせのPNと、『眠る兎』というタイトルで読む気になったんじゃなかったかな。 雑誌掲載のこの作品がマイファースト木原作品でした。
読みが気になったので「音瀬=なりせ」はチェックしたのですが、まさか名字まで変わった読み方をするとは考えなかったので、「木原=このはら」には気付きませんでした(やっぱり木原さんて…)。
ちなみに滅多に買わない雑誌を購入する気になったのは江上冴子さんの『そのもとに花は散る』が掲載されていたからだったと思います。
タイトル買いの弊害(?)も、あります。
かわい有美子さんの『いのせんと・わーるど』(当時は“ゆみこ”名義)や、剛しいらさんの『座布団』はタイトルで敬遠してしまい、出戻ってから物凄く後悔しました。

もうお気付きだと思いますが、私はどうも“文学ちっく”なタイトルに弱いんですね(汗)。
やっぱり耽美のシッポの名残か、JUNEという名の尾てい骨が長いのか。 私自身は特にお耽美に執着しているわけでも宿命やら悲劇やらが好き!なわけでもないのですが。
強いて言えば、しっかり作り込んでいる作品が読みたいという気持ちが強いので、ついつい文学っぽいタイトルに目が行くのかもしれません。
それから、シリアスに固執しているつもりもないんです。 お話自体がシリアスでもコメディでも面白ければ一向に構わない。 ただ、コメディってタイトルからだけでは判りにくい。 だからなのか、コメディのタイトル買いって無い気がします。
もっとも最近は、純粋に“タイトルのみで買う”という行為も、ネットの発達で容易に情報が入手出来るようになって、無くなってしまいました。 『春の泥』も水原作品であるということが微妙に影響してたと思います。 ちょっと寂しいですね。



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