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BL関連話  2007.08.11

暑い季節に読むにはクドく感じる目の前の本(過去の遺産)たち……。
ゴメンよ、以前はどんな時だって喰いついていったのに。お母さんは出戻ってから軟弱になってしまったのです。だって世の中にはたくさんのご馳走があることを知っちゃったんだもん!

<以下は、超個人的な“出戻るまでの道程”(長い/涙)です。 自分語り(げっ!)みたいなもんなので「そんなものぁ、読みたくねー!」という方はスルーしてください。ゴメンネ>


成人して何年も立つのにいつまでも「こういった本」(耽美、JUNE、BL)を読んでいるのは如何なものか、と考えていた時期がある。もう随分と以前のことだ。
その頃の私は今では信じられないハイペースで雑多な本を読んでいたくせに、図書館を利用しない(出来ない)ので蔵書は増える一方。なのに処分が出来ない!と、とにかくどこかで抑制しないとヤバ過ぎる状態だったのだ。雑多な本のうち「まんが」からの完全撤退が出来るとも思えなかったのでせめて「こういった本」からは足を洗わねば、と思い込んでいた。何しろ当時はネットも無く、周囲に同好の士もいない。

鳥頭は鳥頭なりに考える。いきなり「こういった本」全てを断つのは難しかろう、徐々に減らしていくしかない。そこでルールを作った。
・立ち読みはOK、読んでみて良しと判断したものだけ買う
・好きな作家でも自分にとってハズレを引いたらそこでサヨナラする。
・どうしても気になるもの以外新規開拓しない
――どう考えてもゆるゆる抜け穴だらけのルールである。なのにこうすれば自然と淘汰されていき、やがてフェードアウト出来ると思っていた(ここが鳥頭たる所以)のだから全くもって大笑いだ。
結局、なにかしらの「こういった本」が切れることはないが新しい作家をバリバリ開拓するわけでもない、狭い世界での読書は続いた。

また或る時は「毒を以って毒を制す」とばかりに“男臭くてえろも有る本”と見当をつけた0藪春彦やN村寿行らの作品に手を出したりもした。が、こちらはそれぞれ2~3作で挫折する。理由は余りにも女性の扱いが酷かったから(○○以下!)。「女性」を読みたいわけじゃないけど、これはあんまりだ。よっぽど銃やクルマといった無機物の方が大事にされてるし愛されてるよと、さすがにオンナの端くれとして不愉快になったのだ。
しかしその点に目を瞑ればこれらの作品はBLの世界に近いと思う。大きな違いは求めるものが“LOVE”ではなく“オスとしての快感”というところか(そして女性がBLに癒されるように男性読者はこれらに慰撫されているのか?)。

さて、やっぱり卒業なんて出来ないとぼんやり考え始めた頃、「少女まんが」の世界にも変化の波が押し寄せて来ていた。自分自身も“少女”から離れてきていることを認めざるを得ない。こうして読みたい少女まんがも徐々に減っていってしまった。かといってレディコミも読む気になれない。少年誌や青年誌からぽつぽつと読みたいものを見つけてきたが“お楽しみ”が急激に減ってしまっている事に変わりはなかった。ならばともう一つのお楽しみ、ファッションに耽溺したかったがこちらは財政と体形が許さなかった(とほほ…)。

そしていつの間にかまた書店のBLコーナーをチェックするようになっていた。手当たり次第読むわけでもなく、タイトルや作家名を眺めていたのだ。時折、立ち読みしたり購読したりもしたが、この時点ではまだ「完全出戻り」には到らずにいた。
このウダウダ期間は結構長く続く。

転機が訪れたのは忘れもしない2005年9月。
帰宅前の暑気払いにと、久々に立ち寄った大型書店のBLコミックコーナーに“それ”は置かれていた。全く未知の作者、個性的な絵柄、洒落た装丁。ただただ驚いて購入し、一読してまた驚く。こういう“大人の遊び”感覚の作家がBLにも登場したなんて!
未知の作者の他の作品も読みたくて検索しまくり、同好の士がかくも多く存在すること、それも世代の近い方たちが作品について熱く語っているブログが幾つもある事を知る。これもまたショーゲキだった。幾つになっても好きなものは好きと言っていいのだ!!

そこからはまさしく雪崩を打ったようにBL作品を読み耽る日々が始まった。
きっかけとなった作品はコミックだったが読み耽ったのは圧倒的に小説が多かった。まんがの場合、絵柄の好みも大きいが、以前のように立ち読みで内容を確かめられない点も新規開拓に及び腰だった理由だ。その点、小説はパラ見が出来るのが有り難い(ゆえに肌色表紙問題は深刻)。
またまんがの質の変化(或いは文法の変化)にいささかの戸惑いがあったのも確か。特にBLコミックは、物語や整合性より萌え・キャラ優先の作りが顕著で、昔のまんが読みには馴染み辛かったと云える。
小さな文句が多少あっても好きなものに耽溺できる日々は本当に楽しかった……。
弊害は、一度に大量のBL本を記録も付けずに読んだ(相棒の長期出張が何度かあったので一日に何冊も読んだりした…)ため、色々と記憶がアヤシイこと。今度は「記憶の森で迷子になってる」わけです。鳥頭の呪いからは終生逃れられないのか!(苦笑)



そんなこんなで大量のBL成分を浴びること一年ちょっとでようやく落ち着き、友人の勧めでブログを開設、気付いたら第二の関門(?)半年を過ぎていました。今後も地味~にがんばりまーす。
本日はここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。


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