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今や花盛りかと見紛うBL界の隆盛ぶり。

様々な作品が次々と出版される状況は、受け手側にとっておおむね良い事だと思われます(作家側からはまた違った思いがあるかも)。

まさに「ジャンクフーズから懐石フルコースまで楽しめる」状態の現在にあって、このコーナーのように時にはJUNE以前の古い作品を持ち出して語るのは「年寄りの懐古趣味」と嗤われるでしょう、甘受いたします。
が、古い作品が素晴らしい!と無条件に謳い上げる気持ちも更々ございません。今では少女まんが全盛期といわれるあの時代(80年代)だって、玉石混合だったのです。

ワクワクする作品、怖い作品、大泣きした作品などなど、いっぱい楽しませてもらいました。そんな中で今までに無いトキメキを感じる作品があったのです。どきどきするようなモヤモヤするような不思議な感覚…今なら「萌え」と一言で表現できますが、当時はそんな概念はありませんでした。一度知った蜜の味はなかなか忘れられないものです。次からは無意識に探すようになり、見つかった時は小躍りして喜ぶといった行動を繰り返す…。「JUNE」が創刊されるまでそれはあくまでも胸の奥の秘密の楽しみでした。

当時の作品を、現在のBL作品と単純に比較することは無意味だと思います。JUNEだってBLとは世界観が全く違うのですから。
私がその時代にトキメキ(萌え)を感じた作品が、今新たに読む人にも同じように萌えを与えられるのかすら疑問です。何しろ「物資」が無かったのです、いわば「代用食」のようなもの。「美食三昧の人間に戦時中のすいとんを与えて美味しいと思うのか」と考えてみれば、答えは明白でしょう。

誤解していただきたくないのは「代用食」といっても作品自体の質が低いということでは無い、ということ。あくまでもまんが作品としての質とBL作品としての「旨み」は別物なのです。萌えが薄くても決して作品自体の素晴らしさを損なうものではありません。
このコーナーで取り上げられる作品に興味を持った方には、是非その点をお含み置いて読んでいただくよう、お願いいたします。


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