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BL関連話  2007.07.23

トシを重ねるとちょっとやそっとの事では驚かなくなるそうです。本当でしょうか?
また高齢者の方に「何を見てもどこかで見たような気がして感動が無くなる」と言われたこともあります。どちらもなんだか寂しく感じます。未だに一冊の本で一喜一憂できるのは幸せなことなのかもしれません。

……なぁんて、すかしている場合ではありません。某所でギョッとするような情報を目にしました。
紺野けい子さんの『愛の言霊』が実写化されるそうです。なんですってーーっ!?マジですか?
主演は大谷晋也:徳山秀典さん(『仮面ライダーカブト』)、立花都:齋藤ヤスカさん(『ボウケンジャー』)で、今秋公開予定だそうです。はあー……。
なんとなく悲観的?というのも今まで観た数少ない日本のゲイ役って俳優が照れて芝居をしているか、「これは演技なんですよ、僕はゲイじゃありません」と張り紙がしてあるみたいなのの、どちらか。誰がそんな掲示板みたいな芝居を観たいかーーーっ!!
こうなると初手からゲイ役があるものは敬遠するようになっちゃうのは当たり前ではないでしょうか。
先日のゲイ映画の出演者達のナチュラルな演技を観た後では余計に「やだなー」。
まあ、今回の映画は言ってみれば「変り種のアイドル映画」と考えた方がいいのでしょう。

映画祭という久々のイベントへの参加に興奮して、終了直後はちょっとした腑抜け状態でした。
特に『ボーイ・カルチャー』は私に色々な事を考えさせてくれました。取りとめ無いですが、この作品を含めたゲイ映画から感じたことを覚え書きとして記します。ただしあくまでも三作品を観ての私の所感なので、これを以ってゲイやゲイ映画について全てを分かったつもりは更々無いです。
(以下ネタバレを含んだ“メモ書き”です)
親との関係はやはり様々な形で人格の形成に影響するのか。
隠し通している場合とは別に、ゲイである故に親との間がうまくいかなくなり家を出てしまう場合、全くの“個”であるとして無軌道な(と傍からは感じる)生活を送る人が多いのだろうか(固定したパートナーを持つ事をよしとしない人もいる)。
或いは、新たな家族(男夫婦による擬似家族)を作ろうとするか。
『ボーイ・カルチャー』において主人公は彼を慕う似た境遇の少年に対し保護者的態度を崩さない。どれほど言い寄られようと決して手を出さないのだ。最終的に擬似家族を形成してハッピーエンド、と解釈できる締め方をしており、思わず剛しいらセンセイか!と心中で叫んでしまった。

余談だが。
ビジュアルに抵抗がある方でも小説なら大丈夫なのではないかしら?
“映画とは別物”になってしまうが、この『ボーイ・カルチャー』をノベライズしてBL読みの感想を聞いてみたい、と思った。そのくらい女性にも抵抗の無いストーリーだと思ったんだけど、それは私が既に発酵段階に進んじゃってるから?

またカミングアウトし、その後の親側の対応が真摯なものであっても面映さは残る。「私は理解者だよ。君は独りじゃないよ」というアプローチは有り難いんだけど同時に居心地が悪い。だからコメディタッチの描き方になってしまうのか?ここでの中心はだいたい母親、父親が出張ってきた『チェリーボーイズ』はなんと「ミイラ取りがミイラ」になってしまう。ハウトゥー本を渡した辺りでヘンだなぁ、とは思っていたが。
これが兄弟姉妹となると、また違う対応で興味深かった。
腐女子的にビビットに反応してしまったのがやはり『ボーイ・カルチャー』のアンドリュー(主人公の相手役)の妹。詳しくは語りませんが、彼女の言動にはいちいち笑わされた。あくまでもフィクションなので誇張してあると思うのだが実際はどうなんだろ?

映画は映画、あくまでも「つくりもの」。でもチラリと見えるひとのおもいが現実からの訴えに思えて心に響くのだ。


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