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サルベージした本の多くは、小口どころか紙自体がうっすら黄ばんでいます。それでも愛しい……。今回は巨匠・竹宮先生の三冊を掘り出しました。「今日ハ長イママデス」

『遥かなり夢のかなた』 竹宮恵子/小学館・小学館文庫(1982.8)
 収録作:遥かなり夢のかなた (1975.4)/集まる日, (1976.12)/オルフェの遺言 (1978.5)
     /夢みるマーズポート (1977.3)/決闘2108年 (1980.8)
     /西暦2763年の童話 (1978.5)/ジルベスターの星から (1975.2)
     /真夏の夜の夢 (1975.4)/夜は沈黙のとき (1978.5)
SF短編集。オルフェ・シリーズ(「遥かなり~」「集まる~」「オルフェ」)がまとめて読めるからと購入。
『マーズポート』は後に『私を月まで連れてって!』として連載される作品のもとになるお話。この時すでにニナとダンのキャラは完成しているといっていい。
『ジルベスター』は大好きな作品で朝日ソノラマの単行本も持っていたハズ……(涙)。
「――少年とも少女ともつかぬ 一人の子ども 動くとあたりがまっ白に輝く――」
「――たとえジルがなんであろうと…今はもうわたしのあこがれの化身なのだ!!――」
13歳で出会ったテレパシー映像のジルに導かれ目標を見つけ、ガキ大将から一転すさまじい努力で天才とまで謳われるようになったアロウのお話。アロウと一緒にジルの話に耳を傾け、宇宙や青紫色(ラベンダー)の空を持つ遠い星に憧れた子供の頃、大切な思い出の作品です。

『姫くずし』 竹宮恵子/小学館・小学館文庫(1982.10)
 収録作:姫くずし (1975.7)/新橋の五分間 (1979.6)/ごめんね今夜は (1981.2)
     /会話 (1976.7)/スター! (1974.7)/暖炉 (1971.12)/ほほえむ少年 (1972.7)
     /夏への扉 (1975.9)/落葉の記 (1974.8)/ミスターの小鳥 (1975.12)
『behind』 竹宮惠子/白泉社・花とゆめコミックス(1987.4)
 収録作:ウィーク・ポイント (1985.8・9)/behind (1986.8・9)/Set Me Free (1987.2・3)

文庫の『姫くずし』は姫くんシリーズ(「姫くずし」「新橋の五分間」「ごめんね今夜は」)がまとめて読めるので購入したような……?すみません、この辺りの記憶はどこかにお出掛けしたまま帰って来てくれません(涙)。そのうえ2冊目にあたる(だよね?)『通りすがりに殺したい』も見つかりません!(泣)
このシリーズはBLじゃないんだけど、リアルタイムに読んで(♂)のキャラクターに魅了された人は結構いると思う。ちなみに『姫くずし』の初出は「ビッグコミックオリジナル増刊」。男性読者の感想も知りたいけど、編集者がどういう依頼の仕方をしたのかも知りたい!だって同一キャラの二作目『新橋の五分間』は「JUNE」掲載ですよー、振り幅大き過ぎでしょう?(笑)
もちろん、腐女子が一番喜ぶ(?)のは『新橋~』でしょうけど、他の作品もちゃんと“くすぐり”が入れてあるところが流石です!
それから避けて通れないのが『落葉の記』です。
これは『風と木の詩』の「――習作、というよりは予告編――(文庫あとがきより)」として描かれたそうで初出が単行本(『空がすき!』1巻)という変り種。あとがきの中で連載執筆中(当時)の『風木』の『――エッセンスがこめられてしまったような気がして読み返す――」と仰っている。それは長期連載の途中で「――最初の理想が霧散――」しないようにする為だそうで、長期連載の間おのれのテンション・品質を落とすまい!という先生の決意が伺えて大変感慨深い。


 ◆ 100冊まで残り 73冊


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