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サルベージするべき段ボール箱が積み上げられている部屋にはクーラーがありません。一時間もゴソゴソやっていたら全身びっしょりです。これがBLなら「――汗に濡れた肢体は彼の健やかさを現すと共に無自覚なフェロモンを放っていた――」…ありゃ、これじゃJUNEですね。実際は海から上がってきたトドかセイウチです(涙)。しかしその甲斐あってようやくBL本が出てきました。そしてやっぱり箱の中のジャンルは滅茶苦茶でした(がっくり)。

『ロイヤル・ゴールド』(上・下巻) 生野稜 ill.西崎祥/心交社・ショコラノベルス(1998.10)
【こんなお話】
NY市警の刑事ジーン・マッコイは捜査のため訪れた田舎町でユリの精かと見紛う美貌の持ち主と出会う。彼こそがマッコイをこの地に呼び寄せた日系のFBI捜査官ケイン・デイビット・マツダイラだった。その町には数日前に不審死した麻薬組織の関係者がしきりに訪問しており、組織の中継地点を疑われていた。二人は組んで捜査にあたることに。やがて14年前に殺されたケインの父の事件にこの組織が関係していたらしい事が分かってくるのだが―――

おそらく『門の中の楽園』シリーズ(*)読破後の勢いで購読したと思われます。
作者は大真面目に書いてらっしゃると思うのですが、ミョ~な味わいはこの作品でも健在です。
攻のマッコイは金髪碧眼で身長2mのTーミネーターばり巨漢なのですが植物オタクで、会った人物をいちいち植物に喩えるのです(しかも花言葉付き!)。彼が一目惚れするケインは「――とびきりゴージャスなオリエンタル系のロイヤル・ゴールド(黄色い大輪のユリ)」だそうで「ライス食い」の彼にとってはまーさーに、ストライクど真ん中!
えっ、「“ライス食い”って何?」ですか? この話の中では「――アジア人種、特に日本人の男が一番の好みという――」性癖の持ち主を俗にこう言う、と書かれています。へぇー、知らなかったァ!と読んだ当時の私も呟いたはず(多分)。
ちなみに受のケインは『門の中~』でお馴染の“一見まともそうなのに壊れている”キャラで、過去のトラウマからHの時は痛くされて“罰されたい”みたいです。
痛くといっても“えすえむ”ではないのです……。スミマセンが詳細については乙女の自主規制(大笑)ということでご勘弁ください(ヒントはマッコイの巨漢さ)。
お話は、ケインに事件の捜査とは別の目的もあったりして、BLミステリーとなっています。
正直なところ今の私には読みづらいし萌えツボからも外れていますが、作者のを感じる作品だと思います。オススメできるのは痛いHが好きな方と、ガタイが良くて性格もいい(ヘンだけど)攻が大好物!という方、でしょうか。
特にイラストの西崎さんの描くマッコイはいかにも人の好さそうな、それでいていかにもタフなナイスガイ!なので、マッチョ好きには一見の価値があると思います(続編『白と黒のペルソナ』(未読)はイラストレーターさんが違うそうなのでご注意ください)。


*『門の中の楽園』シリーズ
学校の中で色んなカップルが出来る学園もの……と思ったら大間違い!!
舞台は学校だけど!一見フツーの人だけど!どこかがぶっ壊れていたり、イっちゃってたりするキャラが繰り広げるお話はスゴイよ!トンキワ会会員は必読の書、でしょう。会長あわわアラスカさんのブログに全五作についての記事があります(手抜きでごめんなさい!)。そして私のオススメも“あるもの”が克服できれば一作目の『門の中の楽園』です。求む!チャレンジャー(笑)。


 ◆ 100冊まで残り 71冊



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